ブルーインパルスの無線から「スモーク」の指示
ブルーインパルスはイベントの展示飛行でも航空祭と同じように予行が実施され、基本的に本番と同じ周波数を使うので、事前に発見しておきたいところです。そして、無線交信の流れを覚えておけば、ブルーインパルスの勇姿をカメラにバッチリ収められます。ブルーインパルスのイベントでの展示飛行の交信スタイルを見ていきましょう。

ブルーインパルスの無線交信スタイル
どんなに天気が良くてもイベントでの展示飛行は、例外はあるものの編隊連携機動飛行に限られます。これは陸上や海上自衛隊の航空部隊がある飛行場の上空でも同様です。
課目の構成は、そのイベントの内容や展開先の基地との距離に応じて決めています。なので、次に何の課目が行われるのかは、ブルーインパルスの無線を聞いて確認します。
展示飛行の内容は異なるものの、無線交信のスタイルは航空祭と大きく変わるところはありません。交信で聞き逃したくないのは「スモーク」、または「スモーク、オン」という合図です。
ブルーインパルスの無線でタイミング
課目のほとんどはスモークを出しながら実施しますが、放出のタイミングを合わせるための指示がこの短い無線。なお、「スモーク、オン」はソロ課目で5番機と6番機に対して使われます。
これらが聞こえてきたら課目がスタートしたと考えて間違いなく、会場に向けてブルーインパルスが飛んで来る目安になるのです。
1つの課目が終わると「課目名+ゴーポジション」の合図で、次の課目に入るための準備をします。続いて「課目名+レッツゴー」で課目に入り、続いてスモークのコールという流れです。

ラジオライフ編集部

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