不倫の証拠を押さえるプロの探偵テクニックとは
社内不倫や金銭トラブル、業務上の不正行為といった問題の現場を押さえ、確実な証拠として残すには、単なる音声の録音やスナップ写真では不十分。行動の流れや状況証拠を過不足なく記録するため、プロの探偵は張り込みや尾行、機材選びに至るまで、スパイ映画さながらに入念な準備と柔軟な判断力を駆使します。

探偵の不倫調査で短絡的な関係も急増
近年の不倫調査では、従来のように一対一の長期的な関係だけでなく、マッチングアプリの普及によって“遊び”目的の短期的な関係も急増しています。
ここ数年で一気に普及したマッチングアプリの中には“既婚者向け”をうたうものもあり、とある調査では既婚男性の38%がマッチングアプリの利用経験があるという結果もあるほどです。
毎週のように相手が変わるケースも珍しくなく、一過性の関係もあれば、複数人と同時進行する例も少なくありません。こうした背景から、調査では継続的な交際か一度限りかを見極める必要があります。
探偵の不倫調査で決定的な行動の記録
このため、証拠撮りの設計や期間も変化してきました。なかには調査が数年単位に及ぶこともあり、その分費用も膨らむことがあります。証拠は「ただある」だけでは、実際には意味をなしません。裁判や交渉の場で通用させるには、客観性と一貫性が求められます。
例えば、不倫の現場ならツーショット写真だけでは不十分で、ホテルへの入室・退室といった決定的な行動の記録が必須。また、撮影日時や場所が連続性をもって証明できることも重要です。動画や写真に加え、滞在時間や移動経路といった補足情報を押さえることで、証拠としての信頼性が格段に高まります。
2人の後ろ姿を撮影しただけでは、不倫の関係性を示す証拠としては弱いわけです。ホテルの入退室や行動の流れまで記録してこそ、証拠としての威力を発揮するといいます。
ラジオライフ編集部
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