AR-W87LAは可搬式オービスのレーザー受信を強化
LSM-300やMSSSなどの可搬式オービスがほぼ全国の警察に配備されており、今や各所で実施される神出鬼没のスピード取り締まりへの対策は急を要します。そこで役立つのが、レーザー式や24GHz帯の新Kバンドに対応したレーダー探知機です。レーダー探知機の老舗メーカーから登場した、レーザー対応の最新モデル「AR-W87LA」を見ていきましょう。

AR-W87LAはレーザー受信性能がアップ
老舗メーカー・セルスター工業の「AR-W87LA」は、LSM-310などのレーザーオービスや新Kバンド帯のレーダーオービスに対応したワンボディタイプのレーダー探知機です。
AR-W87LAは独自開発のフレデリックスレンズにより、可搬式オービスなどのレーザーの受信性能が従来製品よりも大幅にアップし、水平上下60度の広範囲をカバーします。
AR-W87LAはレーザーの受信レベルを強・弱の2段階で判定するので、オービスまでの距離感を把握しやすい設計です。LHやループコイル式といった従来の固定式オービスは、GPSで捕捉します。
AR-W87LAはMSSSなどの24GHz帯も受信
AR-W87LAは全国に配備が進むMSSSなどの、24GHz帯のオービスも受信可能。ユーザーから投稿されたネズミ捕りなどの取り締まりポイントなどを警告する機能も備えています。
AR-W87LAは、セルスター工業製ドライブレコーダーと接続することで、映像を表示させることも可能です。
AR-W87LAの受信方式はダブルスーパーヘテロダイン方式(レーダー部)、34chパラレル受信(GPS部)です。対応衛星はガリレオ、グロナス、準天頂、GPS、SBASで、無線受信は18バンドとなります。サイズ/重さは112W×66H×19.4Dmm/約137.5g。実勢価格は40,800円です。
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ラジオライフ編集部
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