スピード違反で捕まるのは何キロオーバーから?
スピード違反の取り締まりは、ネズミ捕りといわれる定置式からパトカーや白バイによる追尾式、無人取り締まり装置のオービスまでさまざまな手法があります。流れに乗って運転しているだけにもかかわらず、運悪く取り締まりに遭遇する可能性は誰にでもあるのです。スピード違反の取り締まりは何キロオーバーが多いのでしょう。
スピード違反はネズミ捕りが多かった
法律の規定は「最高速度を超える速度で進行してはならない」なので、1キロでもオーバーしても違反は違反です。しかし、速度メーターには若干の誤差があるもの。「誤差のせい」といわれたら、スピード違反が成立しにくいでしょう。
また、少しの速度オーバーでスピード違反を取り締まっていると処理が追いつきません。加えて「悪質、危険、迷惑性の高い違反に重点をおいて取り締まる」というタテマエもあります。スピード違反の取り締まりは何キロオーバーが多いのでしょう。
警察庁の資料では、まずスピード違反の取り締まり方法別の検挙割合は、レーダー式や光電式によるネズミ捕りの定置式が53.1%、パトカーや白バイによる追尾式が43.6%、オービスが3.3%となっています。
スピード違反は15キロオーバーから
そして、違反行為別のスピード違反の取締り件数を見てみると、超過15キロ以上20キロ未満が30.3%、20キロ以上25キロ未満が34.1%でした。6割以上のスピード違反は、15キロ以上25キロ未満オーバーで取り締まられています。
さらには、25キロ以上30キロ未満は20.1%、30キロ以上50キロ未満が13.7%、50キロ以上は1.3%でした。ちなみに、超過15キロ未満の取り締まり件数は、わずかに0.01%という数値になっています。
すなわち、スピード違反で15キロ未満の速度オーバーで捕まることはほとんどないということ。スピード違反で捕まるのは15キロオーバーからということができるでしょう。とはいえ、交通ルールを守って安全運転を心がけてください。
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- B-CASカードを抜くとテレビが映らなくなる理由 - 2024年11月24日
- ゲームバーの録画が画面真っ黒になる場合の対策 - 2024年11月23日
- NHK受信料不要のチューナーレステレビに落し穴 - 2024年11月23日
- テレビ「L字テロップ」録画すると消せるのか? - 2024年11月23日
- YouTubeを広告なしの国から視聴する裏ワザとは - 2024年11月22日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
スピード違反は公開情報で取締り方式が見抜ける
ネズミ捕りとオービスで検挙数はどっちが多い?
スピード違反の計測で無効の可能性のあるケース
追尾式スピード取り締まりの測定時間が判明した
オススメ記事
2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]
モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]
圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]
盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]
おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]