いま「AIサービス」が続々登場している理由とは
最近話題の「ChatGPT」を筆頭に、最新AI技術を活用したサービスが続々登場しています。それでは、そもそもAIとは何なのでしょうか。また、ChatGPTのような対話型AIは実際のところ何ができるのでしょうか。AIサービスの基本と活用例を紹介。いまAIサービスが続々と登場している理由を見ていきましょう。
AIを利用したサービスが続々と誕生
AIとは人工知能のこと。人間の思考や行動を模倣することを目的としたシステムで、データの分析や学習、自動化など人間の代わりにさまざまなことができる夢の技術です。
音声や画像の認識、自然言語処理、自動運転などのAIを利用したサービスが続々と誕生しており、医療や金融、物流といった幅広い分野での活躍が期待されています。
AI自体は1960年代から研究されており、当時のAIは特定の質問に対してコンピュータが一定の回答を出すというものでした。しかし、現代のAIは機械学習の面で進化しています。
現代のAIはディープラーニングといった機械学習を活用して膨大なデータを取り入れ、それに基づいてAI自身が答えを導き出すという、人間の思考に近いものになっているのです。
AIは人知を超えた存在になりつつある
このAI自身が答えを導き出すという進化は、大量のデータを記録、処理できるようになったハードウエアの進化によるところが大きいでしょう。
ちなみに、2022年からAIは急激に高精度になったといわれており、これは機械学習による計算量やデータ量が一定量を超えたことによるシンギュラリティ（技術的特異点）が起こったことが原因とされています。まさに、AIは人知を超えた存在になりつつあるわけです。
そんなAI技術の発展により、近年特に注目されているのが対話型AI。SFの世界によくある「どんな質問にも答えてくれるAI」が具現化したようなサービスで、一般的な質問はもちろん、プログラムコードやコンテンツの生成、多言語翻訳などにも対応しています。
情報の精度にはまだまだ問題はありますが、それでもかなりのレベル。対話型AIは、OpenAI社がリリースした「ChatGPT」を筆頭にGoogleやMicrosoftなど多くの企業が研究しています。（文／pusai）
ラジオライフ編集部
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