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mimicは炎上が話題になったAIイラストサービス…現在は?

2022年8月、SNS上で大きな波紋を呼んだAIイラストサービスが「mimic(ミミック)」です。mimicはサービス公開直後から、イラストレーターを中心に盗用の危険があるとの声が上がったのです。そして、mimicは炎上のため公開数日でサービス提供を一時停止。そんな炎上したmimicは現在どうなっているのでしょうか。


mimicは炎上が話題になったAIイラストサービス…現在は?

mimic炎上は画風そっくりイラスト

AIイラストサービスは、ネット上に数多ある画像類をランダムに学習するもの。これを特定の絵柄のみに絞るとしたのが、2022年8月にサービス開始となった「mimic」です。

mimicは最低15枚のイラストを“食わせる”と、その画風そっくりの異なるイラストが生成できたため、盗用を恐れたイラストレーターたちが猛反発して炎上したのです。

結果的に、mimicの炎上は一時サービス停止に追い込まれるほどの騒動となりました。炎上で話題になったmimicの現在は「学習対象は自分で描いたイラストのみ」が条件となり、1~2か月待ちは当たり前の厳しい審査が行われているといいます。

mimic炎上後は審査があるぶんまだクリーン

炎上したmimicは描き手の作風を学習してイラストメーカーが作成できるという、技術的には興味深いサービスですが、誰でも使えるようになるのはもうちょっと先になりそうです。

炎上したmimicはAIを活用して書き手の個性が反映されたイラストを自動作成するのが特徴。同じ画風のイラストを量産できる点は画期的ですが、確かに悪用される可能性は否定できないため炎上したものやむなしでしょう。

mimic炎上後は審査がある分、まだクリーンな部類。ネット上では、版権イラストを生み出すためのキーワード「呪文」が、日夜やり取りされているのが現状です。

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
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