ダイソーの保冷剤は値段相応の冷却性能だった件
保冷剤で特に人気なのが、アウトドアメーカー・ロゴス。Amazonで売り上げ1位を獲得しており、最強の呼び声が高い保冷剤です。しかし本当のところはどうなのでしょう? そこで、ロゴスの保冷剤とダイソーの保冷剤をピックアップして、温度ロガーで保冷剤の冷却温度を測定して対決させてみました。
![ダイソーの保冷剤は値段相応の冷却性能だった件](https://radiolife.com/wp-content/uploads/2023/09/daiso-cooler-480x374.jpg)
ダイソー保冷剤を人気のロゴスと比較
ちなみに、保冷剤に書かれている「マイナス○℃」の記載は、保冷剤自体の温度です。氷点下温度がクーラーボックス内を占めるわけではありません。
実際、庫内を氷点下に保つには内部空気や対象物の熱を奪わなければいけないので、相当ハイスペックなクーラーボックスが必要となります。簡易的な保冷バッグで氷点下に下げるのは難しいようです。
それでは、ダイソーの保冷剤が人気のロゴス保冷剤と比較して、どれだけの冷却性能を示したのか見ていきましょう。まずは、保冷剤対決の方法です。
ダイソー保冷剤は徐々に温度が上昇
ハンドタオルで包んだ保冷剤を薄手の保冷バッグの中に入れ、屋外に出した状態で保冷バッグ内部の空間温度を測定。測定当日の天気は晴れで、最高気温は34.2℃。正午から4時間ほど、温度の変化を記録しました。
ダイソーの「保冷剤ハードタイプ」の実勢価格は110円。重さは500gで規格は-10℃です。30分ほどで15℃に到達したものの、そこから温度が下がることはありませんでした。その後、徐々に保冷バッグ内の温度は上昇。最終的に18℃で終了しました。
一方、ロゴスの保冷剤「倍速冷凍・氷点下パックM」の実勢価格は1,280円。重さは600gで、規格は-16℃です。内部温度は急激に降下して10℃近くをキープ。外気温が下がった14時を境に、2℃ほど下がって8℃台で16時を迎えました。
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ラジオライフ編集部
ラジオライフ編集部 : 三才ブックス
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