最新ChatGPT「DALL-E3」の画像生成の実力を検証
ChatGPTがパワーアップしたのは、画像認識を盛り込んだ「GPT-4V」だけではありません。新たに「DALL-E3」という画像生成機能を搭載し、画像生成AIサービスの代表格といわれる「StableDiffusion」のように「こんな絵を描いて」と文章で命令するだけで、指定した画像を簡単に作れるようになりました。「DALL-E3」の画像生成の実力を検証していきましょう。
DALL-E3の画像生成はプロンプト不要
従来Stable Diffusionのような高精度な画像生成AIを使う場合、ハイエンドPCが必須でしたが、DALL-E3はChatGPTに統合されているため、導入のハードルは低め。月額20ドルの課金は必要です。
日本語にも対応し、複雑なプロンプトも不要で、簡単な命令だけで高品質な画像を作れます。もはや、画像生成AIの決定版といっても過言ではないでしょう。
DALL-E3で画像を生成する方法は非常に簡単。基本的にはChatGPTに作成してほしい絵の特徴を命令するだけだで、細かい設定は不要です。画像のサイズはデフォルトで1024×1024ドットですが、指定をすれば1792×1024ドットなどの画像も作れます。
DALL-E3の画像生成は細かい指定が不要
具体的にDALL-E3で画像を生成する手順は、まず「作りたい絵の説明を入力」します。続いて「画像のサイズを指定(無くてもOK)」で「画像が生成」されます。あとは「修正したい場合は具体的な要望を入力」するだけです。
例えば「無線機を使う警察官」という画像を作ろうとした場合、Stable Diffusionだと「警察官」の後に服装などの特徴を細かく指定する必要があります。
しかし、DALL-E3はそれ以外の要素を自動で解釈してくれるのがポイント。しかも、日本語から勝手に英語のプロンプトを生成してくれるので非常に便利です。
ラジオライフ編集部
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