プロジェクターならNHK受信料が不要になる理由
80インチなどの大画面で映像コンテンツを楽しみたい場合、そのサイズのテレビを買うとなると数十万円以上かかります。しかし、プロジェクターであれば、数万円程度のモデルでも大画面を映し出すことができます。さらに、Android搭載の「モバイルプロジェクター」であれば、NHK受信料が不要というメリットもあるのです。
プロジェクターはNHK受信料の支払い不要
いまは従来のプロジェクターより値段を抑えて入手しやすく、画質にも力を入れた「モバイルプロジェクター」が人気です。低価格重視でプロジェクターを選ぶ場合、1~2万円台から購入することも可能ですが、このような格安モデルは投影光量(光束)が小さく解像度も低いモデルが多く、テレビ映像などを楽しむには不向きです。
一方、5万円程度のモバイルプロジェクターであれば、HD(1280×720ドット)やフルHD(1920×1080ドット)モデルも選べます。モバイルプロジェクターはコンパクトながら、高精細な映像が楽しめると人気なのです。
さらに「Anker」「BenQ」の2メーカーは、5万円台以上のプロジェクターの多くにAndroidを内蔵。これらのモバイルプロジェクターはWi-Fi接続にも対応するため、アプリをインストールすることで、NetflixやAmazon Primeビデオなどの動画配信サービスを楽しむことができるのです。
プロジェクターはNHK受信料が必要ない
テレビやレコーダーと違い、モバイルプロジェクターには通常テレビチューナーは内蔵されていません。放送法では「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」と定められています。
ここで、プロジェクター単体ではNHKのテレビ放送は受信できないため、受信設備には相当しません。別途チューナーなどを保有せずに使う限りはNHK受信料を支払う必要がないのです。
モバイルプロジェクターを利用して映像を視聴する場合、注意したいのが投影サイズを拡大するほど画面が暗くなるという点です。そのため、大画面で楽しみたい場合は最大光量(光束)が大きいプロジェクターを選ぶか、部屋を暗くすることで画面を見やすくする必要があります。
ラジオライフ編集部
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