嫌がらせ被害で証拠を押さえたら示談金いくら?
プロの現場では嫌がらせトラブルをどのようなテクニックを用いて解決に導いているのでしょう。というわけで、実際に嫌がらせの被害者から日々相談を受けるプロの探偵業者に、その悪質な事例の実態とノウハウを聞きました。犯人の特定から証拠撮り、さらに示談交渉まで…あらゆる嫌がらせに対応するプロの仕事に迫ります。

嫌がらせの犯人の特定は難しくない
嫌がらせをしている犯人を特定するのは、難しいものなのでしょうか。プロの探偵によると「被害者自身が手がかりを持っていることがほとんど」といいます。
嫌がらせの動機には、大きく「恨み」「妬み」という2つのパターンがあります。「恨み」の場合は、比較的犯人の特定が容易で、被害者がある程度、相手の目星をつけていることがほとんどです。
一方で「妬み」の場合は、犯人が誰か分からないケースもあり、調査のハードルは上がります。実際の調査では、どちらの場合も相談者にまず犯人の候補を5人挙げてもらいます。
しかし、たいていは5人も名前が出てくることはありません。1人目、2人目が犯人ということがほとんどで、まったく手がかりがないということはまれなのです。
嫌がらせの示談金は100万~150万円
嫌がらせの証拠を押さえて相手と交渉する際に気を付けるべきポイントはあるのでしょうか。「相手の真意を聞くことで根本的な解決を目指す」のが基本です。
こちらは証拠を握っていて、いつでも警察に突き出せる状態にあることが重要。その上で、過去の犯行についても自白するよう誘導します。嫌がらせをする人物はほとんどが身元がバレないと思ってやっているので、それらを突きつけられると素直に犯行を認めるケースがほとんどです。
その際に重要なのが、動機をはっきりさせること。なぜ犯行に及んだのかは調査では分からないため、本人の声に耳を傾け理由を吐き出させることで抜本的な解決を目指します。なお、示談金は100万~150万円が相場です。

ラジオライフ編集部

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