Google系サービスと連携してGeminiは本領を発揮
Googleが開発した「Gemini」は、Google系サービスと連携してこそ、真価を発揮するAIです。ただし、連携機能を利用するには有料プラン(月2,900円?)への加入が必要。ですが、日ごろからGmailやGoogleドキュメントなどを使っているなら、その恩恵は非常に大きくなります。ソフトが高性能化するのです。

GmailでGeminiを呼び出して自動で要約
GmailでGeminiを呼び出せば、受信メールの内容を自動で要約したり、返信用の下書きを作成したりすることが可能に。単純にメールのやり取りにかかる手間を削減できます。ビジネス文章が苦手でも、クライアントに「仕事ができる人」という印象を与えられるでしょう。
例えば、読むのが面倒な長文メールが届いたら、Geminiを開いて「このメールを要約」を選択。すぐに要点をまとめてくれます。外国語のメールでも要点が分かるのは便利です。
メールの作成画面でGeminiを呼び出し、メールの要件を入力。これだけでも下書きが作られます。メールをイチから書く手間が省けるのです。例えば「仕事を休む連絡」と入れれば、ズル休みのための立派なメールが作成されるわけです。
GeminiがGoogleドライブ内をチェック
Googleドライブを長年使っていると、ファイルの数が膨大になり、目的のファイルがなかなか見つからないということも。ここでもGeminiを使えば、目的のファイルをピンポイントで探してくれます。なお、PDFやWordファイルは中身まで読み取ることができるので、要点をまとめさせることも可能です。
探しているファイルをGeminiに伝えると、ドライブ内を検索してファイルを見つけてくれます。大量のファイルを整理せずに放り込んでいてもこれなら安心です。
また、PDFファイルを開いている状態でGeminiを呼び出し、要約をお願いすると要点を瞬時にまとめてくれます。何十ページにもなる長い資料を読まなくて済むのです。(文/中谷仁)

ラジオライフ編集部

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