コンビニ電池の“持ち”を測定してコスパを比較
各コンビニで販売されているプライベートブランド(PB)乾電池。安くて長持ちするコンビニPB電池を選ぶべく、セブン、ファミマ、ローソン100、ミニストップで検証してみました。コンビニ電池のテスト環境は、ハイパワー機材を想定した1A放電で、JISC8511にて設定されているアルカリ一次電池の終始電圧0.9Vになるまでの時間を計測しています。
コンビニ電池比較は金パナが参考指標
比較した「セブンプレミアムライフスタイルアルカリ乾電池」の価格は393円(4本)で1本あたり98円。ファミマ「ファミマルアルカリ乾電池」の価格は599円(12本)で、1本あたり49円です。
ローソン100の「バリューラインアルカリ乾電池」の価格は141円(4本)で、1本あたり35円。ミニストップの「トップバリュアルカリ乾電池」の価格は305円(4本)で、1本あたり76円です。
コンビニ電池比較で参考指標としたのはパナソニックのロングセラー商品「アルカリ乾電池」。通称「金パナ」です。価格は550円(4本)で、1本あたり137円。価格は高いけれど高性能な金パナに、どこまで迫れるのかが勝負のポイントです。
コンビニ電池はファミマのPBを選ぶ
指標とした金パナはさすがの性能ですが、ファミマとセブンのPB乾電池はそれに追随するかたちで健闘。ミニストップは上位2つと若干差が付き、ローソン100はさらに大きな差がついて最下位となりました。
グラフの通り、今回最もコスパが高かったはファミマのPB乾電池でした。終始電圧の到達時間は指標となる金パナには及ばないものの、コンビニPB電池の中ではセブンに次ぐ2位です。
非常に僅差だった上、価格も1本あたり49円と低価格なのも高ポイントです。今回の計測した4本については、数値のバラつきも少なく性能も安定しています。(文/Toybox)
ラジオライフ編集部
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