ETCマイレージサービスは2年で勝手に登録抹消?
「ETCマイレージサービス」は、ETCカードによる高速料金の支払額に応じてポイントが貯まるサービス。貯まったポイントは高速料金に還元できます。じつは、このETCマイレージサービスは2年間(730日間)、ポイントや還元額に増減がない場合、登録が取り消されてしまうのです。とくに事前のお知らせはないので注意しましょう。
ETCマイレージサービスでポイント還元
ETCマイレージサービスは、NEXCO3社や本四高速、そして首都高速と阪神高速を除く都市高速が行っているポイントプログラム。ETCマイレージのポイントを貯めるにはあらかじめ会員登録が必要です。その際には、ETCカードのほかに、セットアップしたETC車載器の車載器管理番号と車検証の情報がセットで必要になります。
そのため、本人名義や家族名義の自家用車を持たず、レンタカーやカーシェアのみでETCを利用している人はETCマイレージへの登録自体が行えない仕組み。一旦ETCマイレージサービスへ会員登録を済ませれば、登録したETCカードをレンタカーなどで利用してもポイントが貯まります。
ETCマイレージサービスのポイントは、NEXCO3社と本四高速は100円につき10ポイント、名古屋高速・愛知県道路公社・広島高速・福岡北九州高速が100円につき1ポイント、神戸市道路公社が50円につき3ポイントです。このほか、NEXCO3社・本四高速以外については月々の利用金額に応じたボーナスポイントも用意されています。
ETCマイレージサービスの登録が抹消
貯めたETCマイレージのポイントは、NEXCO3社はまとめて集計する一方、その他各社については会社ごとに集計します。つまり、NEXCO3社のポイントと本四高速のポイントを合計することはできません。そして、ポイントは還元額へ交換のうえETCで利用する仕組みです。
このうち、NEXCO3社と本四高速で注意したいのは、ETCマイレージサービスのポイントには有効期限があるということ。ポイントの有効期限は利用翌年度の3月末で、2024年3月利用分は2025年4月1日以降は無効になってしまいます。ちなみに、ETCマイレージの還元額には有効期限はありません。
ただし、2年間(730日間)ETCマイレージのポイントや還元額に増減がないと、ETCマイレージサービスの会員登録自体が抹消されてしまいます。このため、あまり利用しないETCカードをETCマイレージサービスへ登録している人は、還元額が残っているか一度確認した方がよいでしょう。
ラジオライフ編集部
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