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450日間利用がないと自動解約されるETCサービス

高速道路の「ETC」で不便に感じる点のひとつが、その場で領収書を受け取れないことでしょう。この不便さを解消するサービスが、自宅で領収書代わりの利用証明書を印刷できる「ETC利用照会サービス」です。ところが、このETC利用照会サービスは、一定期間利用しないと自動的に解約されてしまうため注意が必要なのです。


450日間利用がないと自動解約されるETCサービス


ETC利用照会サービスで利用証明書

ETC利用照会サービスは、アクセス前日から過去15か月間にETC利用で走行した履歴を確認できるWebサイトです。ETC利用照会サービスの利用には事前登録が必要で、登録自体は無料。登録時には、利用するETCカード番号が最低1枚分必要で、最大10枚までETCカードの追加が可能です。

ETC利用照会サービスが便利な点は、単に走行履歴を確認するだけでなく、各走行について「利用証明書」のPDFファイルを発行できること。利用証明書のPDFファイルは、印刷することで領収書と同様の扱いとなり、経費精算や確定申告用の書類としても通用します。

また、ETC利用照会サービスには過去の走行履歴の明細一覧をCSV形式で出力する機能もあり、EXCELをはじめとした表計算ソフトで利用することも可能。そのため、個人事業主で所得税・住民税の確定申告が必要な人にとっては、高速道路利用分の経費計算の手間が大幅に省けるのです。


ETC利用照会サービス利用しないと解約

このように、ETC利用照会サービスはビジネスで高速道路を走行する人には欠かせないものです(毎月明細が届くETCコーポレートカード利用者は除く)。しかし、一定期間利用しない状態が続くと自動解約になるため注意が必要です。

というのも、ETC利用照会サービスの登録が解約されたことに気づかずに高速道路を走行した分については、利用証明書の発行などが行えないため。自動解約になるまでの期間は最終利用日から450日で、年月に換算すると約1年3か月です。

ETC利用照会サービス側でもトラブルを避けるため、自動解約が行われる前には登録されたメールアドレスへ自動解約通知を発送しています。そのため、よく利用するメールアドレスを変えた場合には、「ユーザー情報」メニューから新メールアドレスを登録し直すことで、うっかり自動解約になってしまう事態を防げます。

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
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