ETCで1か月間いつでも高速に50%オフで乗る方法
NEXCO各社は、2024年4月から全国6道県の高速道路の一部区間でETC車限定の新たな料金割引「通勤パス」の社会実験を行っていました。通勤パスは、曜日や時間帯にかかわらず指定区間内を最大50%割引で利用可能なサービス。割引適用時間の制限を撤廃した新たな料金割引になります。そして、2025年4月以降の継続が決定したのです。

ETC通勤パスの社会実験のモニター募集
通勤パスは、通勤時間の混雑を避けてほかの時間帯へシフトすることによる高速道路内の交通分散を目的として、通行料金が最大50%割引される新たなETC料金割引サービスです。
通勤パスの募集エリアは北海道、新潟県、山梨県、石川県、香川県、長崎県。募集対象期間は2025年4月から9月まで。すでに3月17日から先着順で9月までの各利用月で500名(石川県は1000名)のモニターを募集しています。9月分もすでに申し込み可能です。
通勤パスの区間と価格を見てみると、普通車で通常料金1,040円の新潟中央IC~三条燕ICの販売価格は10,400円で、利用可能額は20,800円となります。通常料金860円の新潟西IC~三条燕ICの販売価格は8,600円で利用可能額は17,200円です。
ETC通勤パスは1日3回まで利用可能
なお、指定区間内で1か月の通行料金累計額が「利用可能額」を超える場合は、以降の走行についても50%割引で利用可能。1日3回まで利用可能で、同日内で4回目以降の利用は通勤パスの対象外となります。
通勤パスが適用されると、ETC休日割引とETC深夜割引の適用対象外。通勤パスの対象車両は、普通車および軽自動車等です。対応するETCカードは、ETCクレジットカードおよびETCパーソナルカードのみ。ETCコーポレートカードは対象外です。
例えば北海道の通勤パスは、道央道が札幌南ICと北広島IC~千歳ICのうちいずれか1ICの間など、それぞれ個別に細かな設定の違いがあります。詳しくはNEXCO各社のホームページで確認してください。

ラジオライフ編集部

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