トヨタ車のディスプレイオーディオに裏コマンド
最新のトヨタ車は純正カーナビを廃止した代わりに、大型のディスプレイオーディオを搭載しています。これとトヨタのコネクティッドサービス「T-Connect」によって、常時最新の情報を取得できる仕組みですが、ここで懸念されるのが今まで純正カーナビに搭載されていた「サービス検査モード」の行方です。
ディスプレイオーディオに裏コマンド
トヨタの純正カーナビに搭載されていたサービス検査モードでは、バックカメラの調整やGPS&テレビの感度を確認できるなど、カーマニアには人気の裏コマンドでした。
カーナビが無くなったら今後設定はディーラーに任せるしかないのでは…と思うかもしれません。しかし、最新のディスプレイオーディオでもこれまで同様の裏コマンドは健在。さっそく手順を見ていきましょう。
サービス検査モードの裏コマンドは、まずはエンジンをかけてディスプレイオーディオを起ち上げ。右側のメニューコマンドから歯車のマークをタップし、「画面off/画質調整」を選びます。
ディスプレイオーディオで検査や点検
続いて「画面表示」のカラーバーをスライドさせて、画面表示をオフ。画面が消えたら、液晶パネルの下部を左から右に5回スワイプ。次に、右から左へ5回スワイプするのです。
これでサービス検査モードが表示されれば裏コマンド成功。終了する際は、エンジンをかけ直すか、ディスプレイオーディオの物理電源ボタンを長押しし、再起動させます。
サービス検査モードに入ることで、ディーラーのメカニックと同様の検査や点検が可能になります。故障診断、機能検査・調整、サービス情報、製品情報などをディスプレイオーディオからチェック可能です。
The following two tabs change content below.
ラジオライフ編集部
ラジオライフ編集部 : 三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。
■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 4KテレビにB-CASカード同梱されなくなった理由 - 2024年10月12日
- 暗視カメラでサイオニクスをプロが愛用する理由 - 2024年10月12日
- 浮気調査の現場で大活躍している暗視カメラとは - 2024年10月11日
- NHKは引越しで転居先不明だと自動解約になる? - 2024年10月11日
- ETC利用照会サービスをカーシェアで使う裏ワザ - 2024年10月11日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
関連する記事は見当たりません。