Netflixの同時視聴は1アカウント何台までか検証
「Netflix」や「Hulu」「プライム・ビデオ」といった有料動画配信サービスは、同時視聴できる端末の数を規約で定めています。しかし、実際にNetflixなどで同時視聴を試してみると、サービスによっては規約数以上の再生も可能でした。また、ダウンロード再生ならNetflixなどでは同時視聴に含まれないので、うまく活用したいところです。
Netflixが同時視聴できる端末の数
「Netflix」をはじめとする有料動画配信サービスでは、同時視聴できる端末の数が規約に書かれています。例えば、Netflixの同時視聴は2019年12月当時、ベーシックは1台、プレミアムプランは4台までと規約に書かれていました。
また「Hulu」の規約には「Huluサービスのアカウントは、個人利用のみを目的とするものです。2つ以上のデバイスを用いて、ストリーミングによって本コンテンツを視聴することはできません」とあります。
しかし、実際にNetflixなどで同時視聴を試したところ、Huluでは規約数以上の同時再生が可能でした。そしてプライム・ビデオの規約数は公開されていませんが、3台の端末で視聴可能という結果になりました。なお、これらの台数を超えてNetflixなどで同時視聴しようとすると、エラー画面が表示されます。
Netflixの同時視聴は規約どおりだった
実際に、エラーが出るまでNetflixなどを同時視聴してみた具体的な結果を見ていきましょう。Netflixの同時視聴はベーシックは1台、プレミアムプランは4台までという規約でしたが、実際に試してみたところ、それ以上はNetflixで同時視聴できませんでした。
Huluは同時視聴できるのは1台と決められていますが、試してみると2台まで同時視聴可能でした。プライム・ビデオは同時視聴の制限数を公式に明らかにしていません。試したところ3台が同時視聴の上限でした。
このほか、動画配信サービス「FOD」は同時視聴には非対応。実際、1アカウントで1台しか再生できませんでした。「Paravi」も同時視聴に非対応。同時に再生できるのは1台のみです。「ビデオパス」は同時視聴に対応していないはずですが、検証では2台同時再生ができました。
Netflix同時視聴の最新プランの制限数
Netflixの料金プランは、2022年12月現在料金が安い順に「広告付きベーシック」「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」の4種類が用意されています。
Netflixの広告付きベーシックプランは、1時間あたり約4分の広告が挿入される代わり、料金は月790円ともっとも割安です。ただし、一部番組に視聴制限があります。Netflixの同時視聴数は1台までです。
Netflixはベーシックプラン以上になると、視聴中に広告が表示されなくなり、番組の視聴制限もなくなります。ベーシックプランの料金は月990円です。ただし、ベーシックプラン以下の場合は画素数が最大1280×720ピクセルまでという制限があります。Netflixの同時視聴数も1台までのままです。
この場合、Netflixはスタンダードプランを選ぶ方が有利で、画素数が1920×1080のフルHD対応になほか、Netflix同時視聴は2台まで利用できます。スタンダードプランの上にあたるプレミアムプランでは、Netflix同時視聴数は6台まで可能なほか、38540×2160ピクセルの4K画質にも対応しています。
Netflixの同時視聴の制限数以上の再生
ちなみに、Netflixほか動画配信サービスでは動画をダウンロードしてから再生する場合は、Netflixの同時視聴の台数にカウントされない仕組みです。家族で同じアカウントを利用していて、Netflixの同時視聴の制限数以上のデバイスで再生する必要がある時は、ダウンロード再生をうまく活用しましょう。
Netflixなどの動画配信サービスをパソコンで視聴する場合、多くの人はMicrosoft EdgeやSafariなどのWebブラウザを活用しているはず。実際、各サービスのおすすめ視聴環境には、Webブラウザがあれば特別なアプリは必要ないと書かれています。
しかし、Netflixついては、WebブラウザのほかにWindowsパソコン向けの専用アプリで視聴する方法が用意されています。そして、Webブラウザではなくアプリを利用することで、Netflixはパソコンにダウンロードして視聴可能になるのです。Netflixを同時視聴の規制数以上のデバイスで再生するなら動画ダウンロードを活用しましょう。
Netflixの同時視聴の規制対象外の動画
NetflixのWindows向けアプリは、Microsoft Storeからダウンロードします。Netflixアプリをダウンロード後にインストールを行いアプリを起動すると、Webブラウザでアクセスしたときとほぼ同じ画面が表示され、使い方もWebブラウザとほぼ同じです。
ただし、Netflixアプリを利用して視聴したい動画作品を選択すると、ダウンロードして視聴するというメニューが現れるので、これを選択することでNetflixの動画がパソコンへダウンロード開始されます。ただし、Netflixの一部作品はパソコンダウンロード不可になっているほか、画質はフルHDまでに制限されます。
Netflixの同時視聴の規制対象外になるパソコンにダウンロードして保存できる動画数は、スマホなどとあわせてNetflixは1アカウント100本が上限。ただし、Netflixはパソコンにダウンロードしていた動画を削除することで、その分保存できる動画数は復活する仕組みです。
また、Netflixの同時視聴の規制対象外のダウンロード動画には、タイトルごとに視聴期間の制限がかけられており、一定期間たつと再生不可能となります。Netflixで視聴期限切れになった場合、一旦削除してパソコンに再ダウンロードすれば再視聴が可能となります。
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ラジオライフ編集部
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