お引越しダビングというnasne新機能で何できる?
2021年春にバッファロー版が登場し、華麗な復活を遂げたネットワークレコーダー「nasne」。同11月下旬のアップデート(バージョン4.00)で、ついにPS5に対応するなど、さらにパワーアップしています。特に廃人にはうれしい「お引越しダビング」という機能が追加されており、nasneのヘビーユーザーには見逃せない更新といえるでしょう。

「お引越しダビング」がnasneに追加
2021年11月24日、nasneのシステムソフトウエアバージョン4.00が公開され、大幅に機能が拡張されました。というわけで、nasneの新機能を見ていきましょう。
今回のアップデートでnasneに追加されたのが「お引越しダビング」。同一ネットワークに接続されたnasne同士で録画番組を一括ダビングする機能です。
お引越しダビングは「バッファロー版→バッファロー版」のダビングはもちろん、「SIE版→バッファロー版」へのダビングにも対応。ただし、お引越しダビングで「バッファロー版→SIE版」へのダビングは不可で、番組ごとのダビングにも非対応です。
お引越しダビングで複数台nasne運用
あくまで“お引越し”機能なので、できるのは一括ダビングのみ。容量の少ないSIE版を大容量のバッファロー版にお引越しダビングで移行するといった用途となるでしょう。
nasneのデータを移行するには、これまでバッファローが提供する有償のデータ復旧サービス(43,350円!)を使う以外方法がなかったので、お引越しダビングは複数台のnasneを運用している録画廃人には待望の機能といえるのです。
お引越しダビングはtorneからではなく、ブラウザからアクセスできるnasneホームから行います。お引越しダビングには複数のnasneを同一ネットワークに接続する必要あり。お引越しダビングは個別の番組のダビングはできず、あくまでもデータを移行して“お引越し”するための機能です。
お引越しダビングと同時リリースの機能
お引越しダビングを含むアップデートと同日にリリースされたのが、PS5版torne。ついにPS5でnasneを使ったテレビ番組の録画や視聴ができるようになったのです。
基本的な機能はPS3やPS4と同じで、快適なUIやサクサク動く番組表などはすべて引き継いでいます。PS5版だけの機能といえば「オトイイネ」でしょう。
新機能「オトイイネ」は、PS5の音質を向上させるための別売り(1,320円)の拡張機能。音声について圧縮時に失われがちな微小な音を再現して、オリジナル音源に近い広がりのある音質にするというものです。
もう1つは、PS5のメディアリモコンに対応した点で、ゲームパッドを使わなくても片手で操作できるのがメリットです。PS5をテレビとして使いたいユーザーには朗報といえるでしょう。

ラジオライフ編集部

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