消せるボールペン比較!改ざんに使われるのは?
書類改ざんに悪用されることもある消せるボールペン。借用書に書いた金額や利子率が書き換えられたり、請求書が水増しされたり…くれぐれも気を付けたいところです。そこで、各メーカーのの消せるボールペンを入手。消しやすさと復活させにくさを比較してみました。

消せるボールペンは悪用される
見た目も書き味も普通のボールペンなのに、キャップ裏のゴム部分や消しゴムでこすることで文字が消せます。しかし消せるボールペンは「書いて消せる」という利便性から、しばしば悪用されることも。
例えば、車検合格後に車体番号を書き換え、本来は合格していないクルマの車検証を交付したという事件が実際に起こっていたり…。
このように書類の改ざんに使われることも少なくない、消せるボールペン。さまざまなメーカーから発売されていますが、その実力はいかに? 消しやすさと復活させにくさを比較してみました。
消せるボールペン比較したのは、パイロットの「フリクションボールノック」(248円)のほか、ユニボールの「シグノ」(86円)と「ファントム」(180円)、そして無印良品の「こすって消せるボールペン」(157円)です。
消せるボールペンの消しやすさ比較
まず跡が残らずきれいに消せるのはどれでしょう? マルの中を線で塗りつぶし、その下半分をこすって消して比較してみました。
最下位は一目瞭然で「シグノ」。インクが黒くにじみ、さらには用紙を傷付けてしまいやすいでしょう。逆に、1番きれいに消せたのは「フリクションボールノック」と「こすって消せるボールペン」。ほとんど跡が残りませんでした。
それでは、復活させにくいのはどれでしょうか? 消せるボールペンは60℃以上でインクが発色しなくなる仕組み。逆に低温になると文字が復活することもあり、偽造目的には使えません。冷凍庫に入れて5分後の様子を比較してみたところ「ファントム」は消した部分が完全復活してしまいました…。
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ラジオライフ編集部

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