盗聴器の発見場所で1位は一般家庭で2位はどこ?
盗聴発見業者によれば、盗聴被害の相談は年々「確実に増えている」といいます。盗聴器が安価に入手しやすくなったことのほか、メディアで取り上げられる機会が増えたため盗聴行為自体が一般的に知られるようになったことも要因でしょう。そんな盗聴器はどこで発見されることが多いのでしょうか。

アナログ盗聴器が発見されるケース
盗聴発見業者によれば、盗聴事件がおきるのは家庭・オフィス・官公庁など場所を問いません。まずは、スマホなど高性能のデジタルデバイスが溢れる現在、盗聴の手口にどんな傾向があるのか聞いてみました。
「一番多いのは電波を発するタイプのアナログ盗聴器を使った旧来のケースです。電源タップ式などの擬装型やワニ口クリップ式といった、小型で見つかりにくいアナログタイプのものが結局、安定して使いやすく便利なのです」といいます。
「一方、スマホなどを使った盗聴はそれほど見られません」とのこと。「アプリを仕込まなければならない」「携帯番号から足がつくなどリスクが高い」「ターゲットに近しい人間の内部犯行以外では難しい」ことが理由と、盗聴発見業者は分析します。
盗聴発見業者が盗聴器を発見する場所
誰でもスマホを持つようになり、最新のデジタル機器を駆使した盗聴が増えているかと思いきや、実際はむしろ逆。旧来からある電波式の盗聴器が入手しやすくなっていることもあり、じわじわと盗聴事件が増加しているのが現実のようです。
そうした盗聴器が仕掛けられる場所はどこが多いのでしょう。盗聴発見業者が盗聴器を発見する場所の割合を見てみると、第1位が「一般家庭」で32.7%、第2位が「ホテル」で19.1%です。
続いて第3位が「オフィス」で8.6%、第4位が「風俗店」で4.0%、第5位が「飲食店」で3.3%です。その他は32.3%となります。一般家庭とホテルだけで、全体の半数の盗聴器が発見されているのでした。

ラジオライフ編集部

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