闇バイト強盗から身を守るための防犯対策とは?
頻発する闇バイトによる強盗事件は、SNSなどを通じて集められた素人らによる手荒な犯行が特徴です。そんな悪質な犯罪から身を守るために、まず手口の特徴や傾向を把握しておきましょう。警察庁などがまとめた統計から、強盗をはじめとする侵入盗の手口や傾向を見ていきます。
闇バイト強盗は戸建てをターゲット
まず、侵入盗の発生場所は「一戸建て住宅」が全体の33%と最も割合が高い一方、マンションなどの共同住宅は12.1%と低め。日本の住居の割合は戸建て54.9%、共同住宅42.4%、その他2.7%で、戸建てが極端に多いわけではありません。
しかし、大勢が住んでいて人目につきやすく、オートロックや防犯カメラなどのセキュリティが整えられていることが多いマンションに比べ、窓なども多い戸建ての方が侵入しやすいのは確かです。
住宅を狙った闇バイト強盗で相次いで戸建てが狙われているのも、そうした理由からかもしれません。マンションなどに比べ、セキュリティが甘い家を見つけやすいのでしょう。
闇バイト強盗は荒っぽい手口で侵入
侵入盗の侵入経路では、カギをかけていない「無締り」を除くと、窓を割って侵入する「ガラス破り」が最多。一連の闇バイト強盗でも、そのほとんどは窓ガラスを割って侵入しています。
その際、周囲に大きな音が響くことも構わず、バールなどを使って窓を叩き割る荒っぽい手口が多いのも特徴的です。このため、空き巣対策に有効な補助錠だけでは侵入を阻止できません。
闇バイト強盗から身を守るための防犯対策としては、窓ガラスに防犯フィルムなどを貼り、できるだけ窓を割りにくくする対策が必須といえるでしょう。
ラジオライフ編集部
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