可搬式オービスの光る色が白とわかるYouTube動画
ドライバーの天敵ともいえるオービスによる取り締まりでは、撮影に使われるストロボの光は「赤色」といわれてきました。しかし、ここ数年で着々と増え続けている可搬式オービスでは一部モデルで事情が変わり、ストロボを白色に変更。実際に、可搬式オービスの取り締まり現場で光る様子を撮影した動画もYoutubeで公開されています。

可搬式オービスが光るのは白色と判明
スピード計測装置とカメラがセットになり、スピード違反車を発見すると自動的にカメラで撮影。後日違反したドライバーを呼び出して取り締まる「オービス」は、夜間に高速走行するドライバーの顔写真を撮影するために、強力なストロボも合わせて設置されています。
オービスのストロボは長年、赤色に発光するといわれてきました。発光色に赤色が選ばれた理由は公開されていませんが、オービスで取り締まられた数々の体験談や、実際にオービスのストロボが光る様子を撮影したYoutube動画などを見る限り、赤色に発光することは間違いないようです。
しかし、オービスの発光色=赤色というこれまでの常識は、ここ数年導入が進む可搬式オービスによって変わりつつあります。というのも、現在稼働する可搬式オービスのうち、「MSSS」「LSM-310」の2機種はストロボが白色に光ることが判明しているためです。
移動式オービスが光るのはカラー撮影
MSSSとLSM-310の可搬式オービスのストロボが白色に光るのは、違反車の撮影をカラーで行うため。ストロボでカラー撮影を行うためには、ストロボ光に紫色~赤色までの可視光線すべてが含まれている必要があります。このような紫色~赤色をすべて含むストロボ光は、人間の目に白色に映るのです。
実際、埼玉県警が行った可搬式オービスLSM-310による取り締まりについて、その様子を撮影した動画もYoutubeで公開されています。この動画は「移動式取締り機器」というYoutubeチャンネル内の「これで気づくか?控えめな光量で光った!オーラを放つ移動式オービスに気付いてブレーキ踏む車両多数!」というものです。
移動式取締り機器チャンネルでは、各地で可搬式オービスの取り締まり現場に張り込み、オービスが実際に光る様子を数多く公開しています。先ほど紹介したタイトルの動画にも、最新の可搬式オービスLSM-310のストロボが白色に光る様子が収められています。

ラジオライフ編集部

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