TelegramはLINEと比較して何が優れているのか？

便利で多くの人が使うからこそ、悪用されることはママあること。Winnyやアップローダーでの、違法ファイルのやり取りは記憶に新しいところでしょう。そして近年、ターゲットにされがちなのが通信アプリの「Telegram」です。TelegramがLINEと比較して何が優れているのか見ていきましょう。

TelegramはLINEと比べて高い秘匿性

ここ数年、いろいろな意味で注目されているのが、通信アプリの「Telegram」です。LINEなど同種のメッセージアプリに比べて、高い秘匿性を備えていることが最大の特徴です。

そのため、2019年の香港デモなど各地の民主化運動では若者らの交流に使われたり、ウクライナのゼレンスキー大統領がTelegram上で情報を発信するといったかたちで活用されているのですが…。

サーバにデータが残らないシークレットチャットや任意の期間でメッセージを自動消去する機能なども備えていることで、闇バイトや違法薬物売買の連絡ツールとしても重宝されるようになり、その“負の側面”がことさら強調されているといった状況です。

テレビのワイドショーなどでは、その部分だけに焦点を当てて、規制すべきでは？という論調を展開しがち…。短絡過ぎると言わざるをえません。道具は道具でしかなく、重要なのはそれをどう使うかでしょう。

そういったさまざまな背景は一旦置いといて、“便利なツール”としてフラットに機能をみてみると、無料ユーザーでも2GBのファイルをやり取りできて、保存期間は無制限です。

セキュリティ面もさることながら、Telegramでとくに便利なのがファイルの保存期間に制限がないこと。また、投稿したテキストの編集も可能で、LINEと違って跡を残さず削除もできます。

ラジオライフ編集部：三才ブックス

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