iPhoneを修理して延命させる4つの方法と金額感
2022年4月からAppleがセルフ修理プログラムを開始しました。個人でも純正パーツ&マニュアルを取り寄せて、セルフで修理ができるようになったのです。ただし、現在このサービスが提供されているのはアメリカ国内のみです。そこで現在、日本国内で可能なiPhone修理の4つの延命方法を紹介していきます。
iPhoneの修理を正規プロバイダに依頼
iPhoneの修理その1は「Apple Storeで修理」。Apple公式の修理サービスを利用します。修理を依頼するまでの手間や時間はかかるものの、安心して利用できるのは何よりの魅力です。
純正部品での修理ということもあり、その後に中古ショップに売ることになった時でも、買い取り査定の影響を受けないといったメリットもあります。ただし、修理代金はちょっと高め。iPhone13のバッテリー交換をした場合で約14,500円です。
iPhoneの修理その2は「正規プロバイダによる修理」です。Apple Storeは国内に10店舗しかありません。半数は東京に集中しており、残りは神奈川、愛知、京都、大阪、福岡のみです。
これでは正規修理を依頼するにしても郵送修理となって時間がかかり、データの消去も必須となってしまいます。そこで活用したいのが、正規プロバイダによる修理。iPhone13のバッテリー交換をした場合で約12,800円(C smartの場合)です。
iPhoneの修理に互換バッテリーを入手
iPhoneの修理その3は「非正規修理業者による修理」です。Apple非正規の業者は3タイプ。1つめは「個人店舗」で総務省非認可店舗。店舗独自で仕入れた非純正パーツを使い修理を行います。
2つめは「総務省認可店舗」で、電波関係の部品を取り扱うということで、総務省が認可した登録修理業者。パーツの仕入れは店舗独自で行っています。iPhone13のバッテリー交換をした場合で9,780円です(iPhone修理工房 池袋本店の場合)。このほか、3つめとして正規パーツを入手して修理を行うApple認定資格店があります。
iPhoneの修理その4は「セルフ修理」です。AmazonやAliExpressなどではiPhoneの互換バッテリーが安く入手できるため、セルフ修理という手もあります。
交換方法については、新型iPhoneの最速分解リポートでおなじみの「iFixit」がマニュアルを無料で公開しているのでそれを活用。iPhone13のバッテリー交換をした場合で2,899円です(「KAOSPAOO For13G:1ICP5/45/88」の場合)。
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 受動喫煙ならぬ「受動受信」とは何を意味する? - 2024年11月13日
- 青春18きっぷが裏ワザ利用不可になるルール変更 - 2024年11月13日
- ChatGPTで商品スペック表を手軽に作成する裏ワザ - 2024年11月12日
- 地上契約→衛星契約の変更し忘れでもNHK割増金 - 2024年11月12日
- ETC割引プラン「ウィンターパス2025」が発売中 - 2024年11月12日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
アメリカで始まったiPhoneセルフ修理プログラム
オススメ記事
2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]
モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]
圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]
盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]
おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]