紙幣の偽造防止技術をデジカメの最新機能で確認
スマホのカメラ機能がますます進化する昨今、コンデジは生き残りを賭けてスマホが真似できない特徴を押し出そうとさまざまな機能で攻勢をかけてきます。リコーのデジカメ「WG-50」のイチオシは、手軽に楽しめるアウトドア撮影とマクロ撮影機能。特にマクロ撮影は、意外な研究・趣味にも役立ちます。
リコーのコンデジは工事現場で重宝
リコーのコンデジ「WG-50」は「水深14mで2時間連続撮影」「氷点下10度」「高さ1.6mまでの耐衝撃性能」など、非常にタフな性能を備えています。これらは、スマホにはなかなか真似のできない性能ではないでしょうか。
しかも、アウトドアモニターを搭載し、晴天の屋外撮影で暗い部分も見やすく、夜間撮影でも眩しさを抑えて快適に撮影可能。また、専用の「マーメードモード」で水中写真が自然な仕上がりになるなど、撮影も最適化されています。
こうした屋外での強みは、キャンプやサマー&ウインタースポーツはもちろん、工事現場でもかなり重宝されているようです。実際、国土交通省の基準に合わせた撮影ができる「CALSモード」も搭載されています。
紙幣の偽造防止技術を撮影できる
ちょっと変わった機能としては、アウトドアライフで昆虫や植物の観察に使える「デジタル顕微鏡モード」が挙げられます。レンズの円周上にLEDを6灯配置。カメラで光を遮ることがありません。
このデジタル顕微鏡モードは紙幣の研究に最適。紙幣にはさまざまな偽造防止技術が盛り込まれていますが、「マイクロ文字」「深凹版印刷(インクを高く盛り上げる)」などを拡大撮影できます。
世の中はキャッシュレス化が進む一方なので、こうしたアナログな世界最高水準の偽造防止技術を目の当たりにできるのは、そろそろタイムリミットが近づいているかもしれません。リコーのコンデジで貴重な記録が手軽に残せます。
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ラジオライフ編集部
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