8万円を切る50インチ「格安4Kテレビ」性能は?
ようやく価格が落ち着いて射程圏内となった、チューナー内蔵の「4Kテレビ」。特に最近は日本大手家電メーカー以外の製品が、価格はもちろんのこと、性能面でも台頭しています。10万円以下でも高画質・高性能モデルが手に入る時代になった今、8万円以下で買える格安4Kテレビの性能を見ていきましょう。

画質は高級モデルに迫る格安4Kテレビ
東芝映像ソリューションを子会社化した、中国の巨大家電メーカー・ハイセンス。日本での販売台数は右肩上がりで、2019年の1~15週のシェア率は、ソニーやパナソニックを抑えて2位にランクインしました。
そんなハイセンスの格安4Kテレビが「50E6800」です。国産の「NEOエンジン」を搭載し、8万円を切る低価格ながらも、画質は高級モデルに迫る美しさ。視聴環境やコンテンツに合わせて画質を自動調整でき、常に最適な映像を楽しめます。
E6800シリーズの画質は、液晶パネルとバックライトパネルの間にバックライトブーストフィルムを内蔵。これにより、偏光フィルムにより遮られていた光をさらに反射させ、全体の輝度を大きく引き上げ、高コントラスト映像に一役買っています。細部の描写も優秀で、背景の人物の顔の表情までしっかり読み取れるほどです。
映像調整はオート技術が素晴らしく、個人で微調整する必要はほぼないほど。強いて言うなら、好みの色温度に変更する程度で十分でしょう。
格安4Kテレビでも大迫力の音が出せる
格安4Kテレビといえども、音質は最大7.1chのドルビーサウンドに対応。スピーカーは音響補正により、まるで画面から音が出ているような自然な仕上がりになっています。音響調整項目も豊富にあり、イコライザーで各周波数を細かく調整することも可能。アンプなどの音響機器が無くても、映画館のような大迫力の音が出せるのは驚きです。
入力端子はHDMIが4ポートなので、BDレコーダーを複数台つなげて便利。RCA端子もあり、ビデオデッキなど旧世代の機器を接続できる点もポイントです。外観は、ベゼルレスですっきりとしたデザイン。脚は地面に接する面積が多いため、転倒しにくい構造です。
50E6800のチューナー数は地デジ×3、BS/110度CS×3、4K×1、ディスプレイはVAパネル。HDRはHDR10、HLG、コントラストは4000:1となっています。視野角は上下左右178度、入力端子はHDMI×4、USB×2です。スピーカーは10W+10W、サイズ/重さは約1112W×693H×235Dmm/約11.7kgとなっています。実勢価格は76,780円です。(文/板倉正道)

ラジオライフ編集部

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