ネットの活用法や便利なアプリ、お得な買い物テクニックなど知って得する情報を毎日更新しています。

オープンソースでディープフェイク動画は作れる

ディープフェイク動画を作成するためのツールは、オープンソースのものがいくつか公開されており、「FACESWAP」はその一つ。同じオープンソースのツールとして知られる「DeepFaceLab」が、顔の抽出やディープラーニングなど作業ごとに別々のツールを使う必要があるのに対し、FACESWAPは1つのツールですべての機能を備えている点が特長です。


オープンソースでディープフェイク動画作成する

ディープフェイク動画作成の処理能力

ディープフェイク動画の作成にはAIによるディープラーニングを行うため、処理能力が高いハイエンドPCが必須。さらに、GPU演算も行うためNVIDIAかAMDのスパルタンなグラフィックカードもあった方がベターでしょう。

作業自体はそれほど難しくありませんが、それなりの製作環境は必要です。また、動画の長さによって数時間~数日間という時間がかかることも覚悟しておきましょう。

というわけで、今回はFACESWAPを使って顔を入れ替えるフェイク動画を作成してみました。なお、音声を差し替えるディープフェイクボイスの作成は行わず、映像のみとしています。

ディープフェイク動画作成の抽出時間

ディープフェイク動画作成では、まずは元の動画と差し替える動画の顔のパーツを抽出します。操作はツールのExtractタブから。「Input Dir」は元動画ファイルを、「Output Dir」では出力先のフォルダを設定します。

元動画と差し替え動画、それぞれで行いますが、各出力先は必ず分けるようにしてください。ちなみに全フレームを抽出するので、動画が長ければ長いほど大量の画像ファイルが生成されます。30秒の動画で抽出にかかった時間は1分程度でした。

ここからディープラーニング。抽出した画像を読み込ませて、顔の特徴を学習させていきます。この作業はかなり時間がかかるので、覚悟しておきましょう。

まずは、Trainタブから「InputA」に元動画の顔を抽出したフォルダを、「Input B」に差し替え動画の顔を抽出したフォルダを指定。さらに「Model Dir」にmodel用のフォルダを設定します。これが学習データの保存先になります。


ディープフェイク動画作成の経過観察

さらに、「TimelapseInput A」に元動画の顔を抽出したフォルダ、「Timelapse InputB」に差し替え動画の顔を抽出したフォルダを指定。「Timelapse Output」に経過観察用のフォルダを設定します。

最後に「Train」ボタンを押せばディープラーニングが開始。経過観察用のフォルダの中に生成される画像を見れば、学習の途中経過が確認できます。顔の合成は時間経過とともに、より鮮明になっていくのが分かるでしょう。

時間をかければかけるほど精度は上がりますが、何十時間もかかるので、途中経過を見て妥協できるレベルになったら「STOP」ボタンで停止しても問題ありません。Ctrl+Sキーで途中保存もできるので、続きから学習させることも可能です。

最後は、学習した内容を出力して動画ファイルにする作業です。Convertタブから「Input Dir」に元の動画を、「Output Dir」に出力用フォルダを指定。「Model Dir」にmodel用フォルダを設定します。「Plugin」の項目では「Ffmpeg」を選択。最後に「Convert」ボタンを押せばMP4の動画ファイルが出力されるのです。

The following two tabs change content below.

ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。 ■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

この記事にコメントする

この記事をシェアする



あわせて読みたい記事