7万円で買えるスマート4Kテレビの気になる性能
4Kチューナー内蔵のスマートテレビとなると、実勢価格はたいてい10万円オーバーするものですが、そこは世界をターゲットにする中国発のTCLブランド。2021年6月発売の新モデルでも、43インチで7万円前後と非常にお手頃価格を実現しています。それでいて、画質・音質・操作性はいずれもお値段以上の働きです。詳しく見ていきましょう。

TCLの4KテレビはAndroid TVを内蔵
中国の家電ブランド「TCL」のスマート4Kテレビ「P725シリーズ」は、4Kの映像は奥行きの表現が豊かですし、音質の良さも相まって、十分な臨場感を感じさせてくれます。
4Kチューナーを搭載しているので、4K動画だけでなく、BS4Kも視聴可能です。HDRは4K衛星放送対応の「HLG」と、動画配信サービスで採用されている2規格を搭載。各動画に最適な環境を提供してくれます。
TCLの4KテレビはAndroid TVを内蔵しているため、YouTubeやNetflixの動画も、外部機器不要で視聴可能です。リモコンのGoogle HOMEのボタンを押すと、Android TVのホーム画面が登場。Google Playからさまざまなアプリを直接ダウンロードして楽しめます。
TCLの4Kテレビはリモコン反応が早い
また、たくさんのアプリを1度に開くと動きが遅くなったりしますが、その場合は右上のシールドのようなアイコンをクリックすると、メモリが最適化される仕組み。Android TVならではです。
TCLの4Kテレビのリモコン下部には動画サービスのダイレクトボタンを配置しており、NetflixやYouTubeに直接アクセスできます。Googleアシスタントにも対応しており、中央の白いボタンを押しながらしゃべることで音声検索が可能です。
映画館やホームシアターで使用されている立体音響方式Dolby Atmosを採用。臨場感のある音質なので、Spotifyなどで音楽を聞くのもアリかもしれません。
使用感としては、リモコンの反応が早く、タイムラグが少ないのでサクサク操作できる印象。電源を入れると瞬時に画面がつく起動の速さもうれしいところです。(文/馬塲言葉)

ラジオライフ編集部

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