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ゲーミングモニターとテレビの違いはどこなの?

PS5やX box Series X、Nintendo Switchといった家庭用ゲーム機は、テレビに接続して遊ぶように作られています。ところが、「APEX Legend」のようなシューティングゲームや「ストリートファイターV」をはじめとする格闘ゲームの上級プレイヤーの間では、テレビではなくゲーミングモニターでプレイすることが常識です。


ゲーミングモニターとテレビの違いはどこなの?

ゲーミングモニターとテレビの違い

ゲーミングモニターとは、パソコンでゲームをすることに特化して設計されたモニター。テレビと異なり放送受信用のチューナーや録画機能は搭載されていません。また、同じ画面サイズで比較した場合、価格はテレビの倍近くとなります。

価格が倍近くなるにはそれなりの理由があり、ゲーミングモニター最大の特徴は、画面表示の遅延が少ないことにあります。テレビ・ゲーミングモニターいずれも、外部機器をHDMI端子などで接続した際には、画像信号の処理が行われます。

画像信号の処理には、見かけ上の解像度を上げる超解像度処理、ノイズ処理などさまざまなものが存在。多くのテレビは画質重視で設計されるため、画像処理に時間がかかってしまいます。そのため、ゲーム機を接続してプレイする場合、この遅れ(表示遅延)が不利になることが多いのです。

ゲーミングモニターとテレビの処理

例えば、画像処理に0.1秒かかるテレビの場合、0.1秒前の画像を見ながらゲームをプレイすることになり、パッドでの操作とゲーム内の動きに0.1秒のズレが生じてしまいます。0.1秒とはいえ、シューティングゲームや格闘ゲームなどでは深刻な影響があり、上級プレイヤー同士の対戦になるほど遅延が大きいテレビでのプレイは不利になるのです。

この点、ゲーミングモニターでは画像処理のステップを省略することで、表示遅延が少なくなるような設定。最新のテレビのなかには、表示遅延をなるべく減らした「ゲームモード」を搭載するモデルもありますが、ゲーム中心で利用するのであればゲーミングモニターを選んだ方が確実です。

さらに、家庭用ゲーム機でなくパソコンのゲームをプレイする場合は、テレビに接続するとフレームレートの問題も発生します。フレームレートとは、1秒間に何枚の画像を表示できるかを示すもので、テレビの場合最大60枚が一般的なのに対し、ゲーミンモニターでは120枚以上に対応するモデルがほとんどです。


ゲーミングモニターとテレビの画質差

PS5を始めとする家庭用ゲーム機では、テレビに接続することを想定するため、フレームレートは1秒間60枚です。一方、パソコンの場合、グラフィックボードの設定でフレームレートを上げることが可能で、高価なグラフィックボードを利用することで120枚以上へ上げることが可能です。

1秒間60枚と120枚を比較すると、120枚の方が画面の切り替わりにかかる時間がおよそ100分の1秒速い計算になります。100分の1秒といえばごくわずかな差ともいえますが、ゲームの上級プレーヤーになればなるほど、この程度のズレでもプレイの質が変わってしまうことが少なくないのです。

逆に、ゲーミングモニターは画像処理の手間を省いている分、画質はある程度犠牲にされています。そのため、4K画像のテレビ放送や配信画像などの高画質なコンテンツを楽しむにはゲーミングモニターは不向きで、画像処理にすぐれた4K対応テレビを購入した方がよいといえるでしょう。

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。 ■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

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