GoProと中華アクションカム画質を比較した結果
2万円以下の中華アクションカムを運用して、昼間の映りや手ブレ補正性能などをチェックします。いずれも4Kに対応しているので、テスト時は4K/60fpsで手ブレ補正ありに設定(CT9500のみ4K/30fps)。いかに王者GoProに肉薄するかを確かめましょう。比較したのは「GoPro HERO9」「XTU MAX PRO」「Crosstour CT9500」です。
GoPro9と比較すると明らかに劣る映像
「GoPro HERO9」で晴天の高速道路を撮影。精細感、色合いなども満足いくレベルで、ノイズも少なく、手ブレ補正も段違いに効いています。橋脚の影部分や、電飾看板の赤色の視認性はバツグンです。
「XTU MAX PRO」は、色合いや画面のシャープさなどはGoPro9と比較すると明らかに劣るものの、全体的に精細感がありました。他の1万円クラスの中華アクションカムより明らかに1ランク上の画質です。
「Crosstour CT9500」は、1万円以下という価格を考えれば、画質は精細感もありがんばっている印象。しかし、手ブレ補正時の画面破綻が大問題。このままではアクションカムとして使えません。
GoPro9と比較レベルでない手ブレ補正
ちなみに、Crosstour CT9500は2022年最新版をうたう製品でのテスト。少なくとも4Kモードで手ブレ補正が正しく機能していません。上下運動が激しいバイクに車載すると、画面に波上のうねりが生じる「こんにゃく現象」が発生します。
GoPro9と比較する以前に、遠景のビルや送電線の外形が破綻するレベルになってしまいました。上下運動を補正しようと、極端なニセ絵作りをした結果、ウネウネな不自然な動画になるのです。
なお、アクションカムで4K/60fpsで録画するには、UHS-I U3対応など高速なカードが必須。ここでケチって低速なものを選ぶと、撮影中に停止してしまったり、トラブルが多発してしまいます。信頼できる大手メーカー製で、高速タイプを選ぶ…アクションカムのカード選びではこれが重要です。
ラジオライフ編集部
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