NHK受信料でレンタカーのテレビ機能が消えた?
旅先でレンタカーを借りてドライブする際の楽しみのひとつに、カーナビで地元のテレビを視聴するというものがあります。カーナビのテレビ機能は、走行中は画面が映らないよう制限がかかりますが、ラジオ代わりにテレビ音声を楽しむことはできます。ところが、最近のレンタカーではテレビが見られない車両が増えているのです。

カーナビのテレビ機能にもNHK受信料
放送法では、NHKのテレビ放送を見られる設備を設置した場合、NHKと受信契約を結ばなくてはならないと定めています。カーナビのテレビ機能も例外ではなく、自宅にテレビがなくても自家用車のカーナビにテレビ機能が付いている場合、NHK受信料を支払う必要があるのです。
とはいえ、一般家庭ではNHK受信料は世帯ごとに1契約という決まり。自家用車のカーナビのテレビ機能については、自宅内に設置したものと見なされます。
このため、自宅でNHK受信料を支払っている家庭であれば、自家用車のカーナビにテレビ機能が付いていても、NHK受信料を追加で支払う必要はありません。
レンタカーは1台ごとNHK受信料が必要
しかし、レンタカーについては事情が異なります。事業所の場合は、テレビを設置した部屋の数だけ受信契約が必要です。すなわち、レンタカーは1台ごとにNHK受信料を支払う必要があります。
日本最大手のトヨタレンタカーは2023年3月末現在で乗用車を9万3264台所有しており、このすべてのレンタカーにNHK受信料を支払うと、2023年10月からの値下げ後のNHK受信料でも年間20億円を超えてしまう計算です。
そのため、レンタカー会社ではNHK受信料を節約するために、全車テレビが見られない仕様、または一部高級クラスのみ視聴可能なテレビ付きといった対応をとっているのでした。

ラジオライフ編集部

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