ノジマの電池が家電量販店でPB商品ではベスト
家電量販店の電池売り場で、メーカー品と並んで自社のオリジナル商品が陳列されているのを見かけたことがあるはず。こうした家電量販店のプライベートブランド乾電池の性能はどんなものなのでしょう。そこで、それぞれの単3形乾電池を、1A放電で計測。ノジマの電池が家電量販店でPB商品ではベストでした。

ノジマの電池は文字どおりハイパワー
ノジマのプライベートブランド「エルソニック」の乾電池が「ELSONIC ハイパワーアルカリ乾電池」。ノジマの電池は12本セットが248円と驚異的な安さで、1本あたり20.6円は100均よりも安価ながら、パワーは申し分ないでしょう。
ノジマの電池の「ハイパワーアルカリ」という名前はダテではありません。LEDライトや電池式スマホ充電器など、ハイパワーが必要な製品でもノジマの電池は文句ナシに働いてくれるでしょう。家電量販店のプライベートブランド乾電池ベストバイはノジマの電池です。
ヨドバシカメラのプライベートブランド乾電池「アルカリ乾電池 ロングライフタイプ単3形」は、店頭で売れていないのか、製造年月日が古い商品しかなかったのが残念。1本あたりの価格が76.25円と高いながら、パワー低下率が大きく、実測容量も少ない結果でした。
ノジマの電池より割高なビックカメラ
ビックカメラのプライベートブランド乾電池「アルカリ乾電池」は、今回比較した中で最も優秀。パワー低下がなだらかで、実測容量が大きく、ハイパワー製品向けといえます。性能だけならベスト。1本あたりの価格が49.5円と、ノジマの電池よりやや割高でした。
ヤマダデンキのプライベートブランド乾電池「ヤマダ電機オリジナルアルカリ乾電池」は、パワー低下のグラフは平均的ですが、推定容量は1,165mAhと大きめ。ハイパワー製品では扱いづらいところですが、ラジオや懐中電灯などでは活躍してくれそうです。1本当たりの価格は38.5円となります。
ジョーシンのプライベートブランド乾電池「アルカリ乾電池単3形」は、マクセルが製造した乾電池をジョーシンのパッケージで梱包して売り出しているもの。初期電圧の落ちはそこまでヒドくはないものの、その後は急速に電力が消費されてしまいました。1本あたりの価格は38円です。

ラジオライフ編集部
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