Y-3000は3カメ全方位記録で夜にも強いドラレコ
前後記録や360度記録のドラレコは多く存在しますが、ユピテルの「marumie Y-3000」はぜいたくにも3つのカメラで全方位記録を行うモデル。リアカメラに2つカメラがあり、後方と室内を同時に記録できます。後方異常接近をイベント記録する機能も搭載。3カメラで全方位をもらさず記録するmarumie Y-3000を詳しく見ていきます。
marumie Y-3000は夜間記録性能が高い
ユピテルの「marumie Y-3000」は3カメラによる全方位記録をするドラレコ。STARVISの撮像素子とHDRを搭載しているので、すべてのカメラは夜間の記録性能が高いのが特徴です。
実際、カメラによって画質が大きく変わることはありませんでした。ユピテルの他機種にも搭載されている後方異常接近をイベント記録する機能や、運転をサポートする機能も備えています。
実際の夜間に撮影したmarumie Y-3000のドラレコ映像は、精細感があってコントラストとシャドー部の階調のバランスが良く、見た目に近い雰囲気の映像でした。
ヘッドライトの明かりさえあれば、わずかな街灯のみの山道でも必要な部分はしっかり記録されていました。約30m先の標識も認識できるほどです。
約230m先の管制塔もはっきりと確認可能。リアカメラの画質はかなり良く感じられ、ベタ付けしてくる大型トラックの運転手の風貌まで確認できているには驚かされました。
marumie Y-3000の画像処理のうまさ
昼間に撮影したmarumie Y-3000のドラレコ映像は、暗部から明部まで見やすい印象。画像処理のし過ぎで映像として不自然に見えることもありますが、ドラレコの目的には十分です。
トンネル出口でも、走行車両など必要な部分の白飛びは最小限。画像処理のうまさは長年ドラレコを手掛けるユピテルのなせる技でしょうか。
marumie Y-3000の保存形式はAVIで、記録メディアはmicroSDカード128GBです。フロントカメラの解像度は1980×1080ドット/29.1fpsで、画角は対角162度。サイズ/重さは65W×53H×28Dmm/91gです。
リアカメラの解像度は1980×1080ドット/29.1fpsで、画角は車内が対角163度、後方は対角155度です。サイズ/重さはφ27×118Wmm/51g。実勢価格は47,080円です。
ラジオライフ編集部
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