後方から車内を撮影する新タイプのドラレコ登場
2017年の東名高速あおり運転事故から急速に普及が進んだドライブレコーダー。現在は前方を捕らえるフロントカメラと後方撮影用のリアカメラを備える2カメラタイプが主流です。そんな中、ユピテルから前後・左右・車内をカバーするフロント+リアデュアルカメラタイプの新モデルが登場しました。

ユピテルのY-3000は全方位撮影に対応
ユピテルの「Y-3000」は、リアに後方撮影用とは別に車内&左右を記録するカメラを搭載し、全方位の撮影に対応したドライブレコーダー。200万画素CMOSセンサー搭載で、フルHDの映像を記録するという本機の実力をチェックしました。
業界初だというリアデュアルカメラは、後方と車内・左右を撮影する仕組み。車内はもちろん、バイクのすり抜けや歩道の様子も漏れなく記録できるというわけです。
昼間の撮影では、フロントカメラは5m前方の車両のナンバーの数字はもちろん、ひらがな・地名・分類番号まで読み取れました。3カメラともHDR搭載なので、明暗差の大きい場所でも、白飛びや黒潰れはなく鮮やかです。
ユピテルのY-3000は左右の道路を撮影
注目のリアデュアルカメラは広角レンズで、クルマの側方まで捕らえています。後方からサイドガラス越しに、左右の道路の状況を撮影できるのは斬新です。
夜間の撮影では、3カメラともに高感度センサーSTARVISを搭載し、夜間でも映像はシャープで鮮明。前後車両のナンバーをしっかり識別できました。
リアカメラはスモークガラスの暗さを踏まえたチューニングがされており、明るい映像で記録できています。車内は後方のリアカメラから撮るため、ドライバーの顔が映らないプライバシーに配慮された設計です。実勢価格は47,080円です。

ラジオライフ編集部

最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 沖縄だけNHK受信料が割安に設定されている理由 - 2025年2月18日
- リムジンバスETC高速料金は普通車より安かった? - 2025年2月18日
- Windows11の新機能「ライブキャプション」とは - 2025年2月17日
- パチスロが「スロットマシン」と呼ばれない理由 - 2025年2月17日
- 高速を一度降りても料金が同じETCサービスとは - 2025年2月17日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事

Y-3000は3カメ全方位記録で夜にも強いドラレコ

移動式オービスを200m手前で察知した最新モデル

垂直視野が広いユピテルの低価格360度ドラレコ

MSSS対応レーダー探知機のユピテルLS320を実走調査
オススメ記事

2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]

モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]

圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]

盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]

おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]