高速料金が半額でどこまでも走れるサービス開始
高速道路をクルマの半額でどこまでも走れるサービスが始まっています。それがバイク専用のETC割引「二輪車定率割引」です。二輪車定率割引は、100km以上の走行区間が37.5%割引きになるサービス。「休日割引」では対象外になる東京と大阪の近郊区間にも適用されるのが最大のメリットといえるでしょう。
二輪車定率割引が試験的に始まった
「バイクの高速道路料金を普通車の半額に」と議員団が働きかけて、2022年4月から試験的に始まったバイク専用のETC割引が「二輪車定率割引」です(期限は2022年11月末まで)。
土日祝日に100km以上の走行区間が対象となり、料金は37.5%割引き。1回の走行区間が100km以上であれば、37.5%引きは1日で何度でも適用されます。
割引き後の料金は普通車の通常料金の半額になります。というのも、バイクの通常料金は普通車の80%に設定されており、ここから37.5%引きで半額になる計算です。
二輪車定率割引は近郊区間にも適用
とはいえ、適用されるのは土日祝日なので、既存の「休日割引」30%引きがあるため、実はそれほど大きな割引きにはなりません。ただ、「休日割引」は利用者が各段に多い、東京と大阪の近郊区間は適用外。この区間は通常の通行料金です。
対して「二輪車定率割引」は、近郊区間を含む連続走行が100kmを超えれば37.5%引きになります。これが最大のメリット。利用にはネットからの事前申し込みが必要になり少々手間ですが、東京&大阪のライダーは大いに活用しましょう。
「二輪車定率割引」は、「速旅」への会員登録後に利用日を事前に申し込む必要があります。自動で割引きになる「休日割引」とは大きな違いといえるでしょう。
ラジオライフ編集部
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