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現場の隊員間の通話が聞ける消防無線の魅力とは

2016年5月31日をもって、150MHz帯の消防無線(140MHz帯の救急無線を含む)は、すべて270MHz帯のデジタル波へと移行。消防無線は11年かけてデジタル化を完了しました。ただし、アナログ波としては署活系の消防無線が健在。しかも、署活系は今後も増えていくので全国どこでも聞ける消防無線なのです。


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現場の隊員間の通話が聞ける消防無線の魅力とは

消防無線の署活系は今後も増える

私たちが使っているアナログ方式の受信機では、消防無線は受信できなくなりました。しかし、アナログ波として残された無線があります。それは466MHz帯の署外活動波である「署活系」と呼ばれる無線です。

署活系は1980年代に割り当てが始まり、政令指定都市の消防本部を中心に配備されていきました。大規模消防本部の特権ともいえる周波数だったのですが、2014年から消防本部の規模に関わらず配備が始まっています。

署活系は今後も増えていくので、全国どこでもで聞ける唯一の消防無線です。署活系無線機は出力1Wのハンディ機。隊員のベルトに付いた署活系無線機のUHF帯用の短いアンテナが目印になります。

火災現場での緊迫感あふれる交信

署活系の消防無線は、150MHz帯の消防無線のように管轄内全域をカバーする無線システムではありません。活動中の消防隊員や救急隊員が、現場での隊員間連絡用に使う無線です。

小隊長「原町小隊長から大隊長」
大隊長「原町小隊長どうぞ」
小隊長「こちら原町小隊長ですが、現在、マル火(火災現場)の2階の203号室に要救助者1名ある模様。情報源にあっては居住者。高齢者とのこと。これより検索救助に当たる」

火災現場での緊迫感あふれる交信が聞こえてきます。

小隊長「原町小隊長から大隊長。203号室、要救助者男性1名、救助完了。なお、意識レベル200、建物西側に救急隊をお願いします」
大隊長「京橋大隊長、了解。原町救急隊長は、受信了解か?」
救急隊長「救急隊長、了解」

消防隊だけではなく、現場にいる救急隊の活動まで手に取るように分かるのです。

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