地下シェルター「ソトチカ」を実際に体験した!
家庭用の地下シェルター「ソトチカ」は、住居の下や庭、駐車場などに埋設しておく究極の個人用避難施設です。広さは4人家族が同時に入れるくらいで、室内に非常食や酸素ボンベを常備しておくと、災害などから一時的な非難が可能。地下シェルターを実際に体験してみました。
地下シェルターは耐久性が高い
家庭用地下シェルター「ソトチカ」を開発するアースシフトの広報担当・志賀氏によると、ソトチカを開発するきっかけは2011年3月11日に発生した東日本大震災だといいます。
「津波で流された住居の基礎部分だけが残っているのを見ました。日本の住居は基礎がしっかりしているので、その技術を活かして耐震性の高い円筒形ボディを地下に埋めるシェルターを考案したのです」とのことです。
庭などの地下にコンクリートの基礎を固めて、その上に鉄のタンクを埋設。これで比較的安価に頑丈なシェルターを設置できます。地下シェルターはガソリンスタンドの地下貯蔵タンクを元にしており、耐久性が高いのが特徴です。
地下シェルター入ってみた印象
地下シェルターのボディは鉄をFRPや断熱材、調湿塗料などで包むことで温度や湿度が調整できるため、快適でサビやカビが発生しにくい設計。30年以上も老朽化せずに使用できます。
実際に地下シェルター入ってみると中は涼しく湿気が少ない印象。二酸化炭素吸着剤と酸素ボンベを備えておけば、最大半日~1日は中にいられるといいいます。家庭に1台設置しておくと、あらゆる事態に対処できる最強の防災グッズになるでしょう。
地下シェルターのサイズはφ1,930×2,828Wmm~。重さは1,026kg~です。価格は本体のみで2,430,000円~となっています。
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ラジオライフ編集部
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