Android Lost(アンドロイドロスト)の操作法
紛失したAndroid端末から情報漏えいなどの被害を防止するアプリが「Android Lost(アンドロイドロスト)」です。しかし、便利さと危険性は常に紙一重。このアンドロイドロストが悪用された場合には、どのようなリスクがあるのかを、実際に検証してみました。
アンドロイドロストで通話履歴を入手
アンドロイドロストはすべて公式サイトにログインしての操作です。ログインの際には、Google Playでアンドロイドロストをダウンロードした際のGoogle アカウントを使用します。
ログイン後、ページ中央にある「Controls」をクリックすると、操作用の画面が出現。アンドロイドロストの機能は「Basic」「Status」「Massages」「Security」「Mobile」「Premium」の6つにカテゴライズされています。そして、ここで行った操作の履歴や得られた情報は「Logs」の画面で確認が可能です。
アンドロイドロストによる通話履歴の入手は「Mobile」のカテゴリにある「Call List」の機能で行います。基本的に最新10件の通話履歴を入手できますが、設定を変更することで、最大50件までの履歴をパソコン上に表示可能です。
件数の設定を行い「Cet list」ボタンを押すと、数分後に送受信の日時、電話番号、通話時間、通話が行われたか否かなどの履歴のリストがWebページ上に表示されます。このリストからは、端末のユーザーがいつ、誰と、どの程度の時間話したかが分かるのです。
アンドロイドロストで位置を確認する
アンドロイドロストでGPS機能を利用し、端末の位置を知りたい場合は「Basic」のカテゴリにある「GPS」の機能を使用。GPSの項目に用意された「Send location」ボタンを押すと、Google Mapを流用したマップがWebページ上に表示されます。
仮に端末のGPS機能がOFFになっている場合でも「Send location」ボタンの上の「Auto switch on GPS if deactivated」にチェックを入れることでオンにすることが可能。さらに「GPS fixed interval」機能を使うと、端末の位置を5分ごとにチェックし、その都度Web ページ上で確認することができます。
基本設定は3回ですが、最大で30回、位置を確認することが可能。つまり、1度の命令で最大2時間半の位置が分かるのです。これらの機能から、ユーザーの位置と一定時間内の移動の履歴を知ることが可能となります。
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ラジオライフ編集部
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