闇カジノで提供される飲食は食べ放題飲み放題

某テレビ局の“警視庁密着”番組制作の仕事で、何度か違法賭博が行われている闇カジノへ通いました。潜入した店の多くはマンションの一室。雑居ビルのフロアを借り切って運営しているところもありますが、マンションの方が摘発される前に退去、という逃げやすい点を考慮しているようです。

闇カジノ店内にはバニーガール

闇カジノの入店には紹介が必要なのが通常です。しかし、その時はカジノで大負けした客から紹介してもらいました。大概、こういうところから警察へのタレコミが入るようです。

闇カジノの店内にはバニーガールを配置したり、胸の大きく開いたセクシーなドレスで着飾ったフロアレディがいる店があります。彼女たちの前でカッコつけようと、大きな勝負をさせるのが狙いかもしれません。

また、専門のコックがいる闇カジノ店もあります。提供される飲食は基本、食べ放題飲み放題。滞留時間を長くさせるためと、酔わせて判断を甘くさせるためでしょう。

豊富な出前のメニューを揃えている闇カジノ店もありますが、ピザや中華、寿司ばかりなので通い詰めると飽きてしまいます。ちなみにタバコも含め、客からは賭け金以外、一切取らない闇カジノがほとんどでした。

万札が飛び交うので、闇カジノの客層は弁護士や医者など高級取りの職業の方が中心でしょう。ただ、中にはギャンブルで人生を棒に振っているような中年男性も見かけました。

聞いたところ、ある闇カジノ店では1日に40～50人が来店し、1,500万円以上のお金が動いているとか。闇カジノはテレビの世界の話ではなく、身近に存在していることは間違いありません…。（文／ジャンクハンター吉田）

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ラジオライフ編集部：三才ブックス

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