特定小電力トランシーバーの出力アップで交信距離を伸ばす方法

特定小電力トランシーバーは最大出力10mWと微弱で、交信できる距離はせいぜい数百mくらいです。そこで特定小電力トランシーバーの交信距離を伸ばすために使用するのが、レピーターと呼ばれる中継装置になります。レピーター運用することで、特定小電力トランシーバーの出力がアップして交信距離を劇的に伸ばすことができるのです。

特定小電力トランシーバーの出力と距離をアップにレピーター

レピーター対応の特定小電力トランシーバーから発射された421MHz帯の電波を、高所に設置したレピーターが受信すると、自動的に440MHz帯で再送信。この電波を他の特定小電力トランシーバーが受信することで、出力がアップして交信可能距離を伸ばします。

特定小電力トランシーバーのレピーターは主に大型店舗や工場内の出力アップした遠距離通信の手段として使われます。しかし、エフ・アール・シーのレピーター「FC-R1」は、実勢価格が安価なことから、ホビーユーザーの特定小電力トランシーバー利用も多くなっています。

というのも、特定小電力トランシーバーのレピーター「FC-R1」はIPX7相当の防水性能を備えているので、自宅マンションのベランダなどに出力＆距離アップに設置可能。外出先から特定小電力トランシーバーのレピーターにアクセスして高所の利点を活かし、出力と交信距離をアップするのです。

特定小電力トランシーバーの出力と距離アップにリモコン

特定小電力トランシーバーのレピーター「FC-R1」は各種設定を付属の赤外線式リモコンで行えるため、本体を高所に上げる出力＆距離アップでも、手元で設定の変更が可能。このアイデアが、特定小電力トランシーバーのレピーター「FC-R1」の出力＆距離アップの最大セールスポイントです。

とはいえ、アイデア自体は特定小電力トランシーバーのレピーターの設定を間違えたことがきっかけでした。というのも、ハシゴに登って高い所に特定小電力トランシーバーのレピーターを取り付けたものの、チャンネルの設定を間違えてしまったようで、取り外してやり直しする羽目に…。特定小電力トランシーバーのレピーターの設定を下から設定できれば出力＆距離アップが楽だなと思って、考えたのがリモコンというわけです。

出力＆距離アップできる特定小電力トランシーバーのレピーター「FC-R1」はチャンネル数が27チャンネル（2周波単信式）で、アンテナ全長は125㎜。電源はDC6～12V外部電源で、防水構造はIPX7です。本体サイズは170W×163H×45.5D㎜で重さは750g。実勢価格は20,353円です。