コロナで盗聴調査依頼が一般家庭から増えている
新型コロナウイルス感染症の拡大により、多くの企業がテレワークへの移行を推進しました。加えて、感染対策で外出を控えるなど、在宅時間が増えたのはご存じの通りです。そこで、一般家庭における「盗聴」がコロナ禍でどう変わったのかを、日本における盗聴器発見業の第一人者である東和通信社の藤井正之氏に聞きました。
一般家庭からの盗聴調査依頼が増える
「一般家庭からの調査依頼はわずかですが、年々増える傾向にあります。とくにテレワークによって夫がずっと家にいるようになった家庭で、専業主婦の妻が浮気をしているケースが多いですね。
妻は以前のように日中、浮気相手の元に出かけられなくなりました。浮気相手はたいてい独身のなので、ストレスが溜まるのでしょう。メールやLINEを頻繁に送ってくるようになるんです。
しかし、妻のスマホにLINEの通知がきても、夫が近くにいるので、すぐには確認せずに2階の寝室に上がったり、トイレにスマホを持ち込むなど、普段とは違う行動をするようになります。
盗聴調査で仕掛けられているケース
そういう自らの行動で浮気を疑われるのですが、原因は夫による盗聴ではないかと思って、妻の方が盗聴調査を依頼してくるんですよ。
ただ、テレワークで夫は基本的に在宅しているので、調査は困難です。夫が不在の時間帯を狙って速やかに調べなければなりません」
しかし、盗聴調査の結果、盗聴器が仕掛けられているケースはまれなのだとか。結局は、無頓着な自分の行動から浮気がバレてしまっているということです。
ラジオライフ編集部
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