防犯カメラは価格帯でどれくらい性能が違うか?
不在中に自宅を見守って、不測の事態には証拠も押さえられる最強のセキュリティアイテムが「防犯カメラ」です。ひと昔前まではカメラ自体が高価格な上、設置にも専門的な工事が必要だったため、企業や店舗が導入するのみでした。しかし、現在の防犯カメラは安価な価格帯のネットワークカメラが多く登場しています。

防犯カメラは価格が高いほど高解像度
防犯カメラは現在、Wi-Fiを利用した単品で使える安価な価格帯のネットワークカメラが多く登場。現にAmazonで防犯カメラの売上ランキングを見てみると、5千円以下の価格帯の商品が大半を占めています。
安くて設置が簡単…これだけでも人気の理由としては納得できます。ただし、防犯カメラの設置目的は家族や家財を守るためのもの。肝心なところで映りが悪かったら元も子もありません。
防犯カメラは、基本的には価格が高くなればなるほど、高解像度化し、AI検知機能やサーモ撮影など機能が増えていくもの。ただ、最近は安い価格のモデルも高画質化が進み、5千円程度でもフルHDに対応するのがトレンドになっています。
防犯カメラは価格帯別に特徴がある
防犯カメラの価格帯別の特徴を見ていくと「5千円以上」は、安価な小型カメラをカバーで包んだだけのタイプが多い価格帯です。内蔵バッテリーや乾電池で駆動し、スタンドアローンで運用できるため、手軽に設置しやすいものが揃っています。
「1万円以上」になると、専用レコーダーに対応する防犯カメラも登場し始めます。複数台のカメラを同時に録画して監視するなど、本格的なセキュリティシステムの構築に使われます。
「10万円以上」の防犯カメラは、熱情報を画像化するサーモグラフィー機能などを搭載。暗闇で静止しているターゲットも捉えられるため、軍関係でも用いられるレベルになります。

ラジオライフ編集部

最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 4KテレビにB-CASカードが同梱されていない理由 - 2025年2月19日
- 高速代がポイント還元されるETCマイレージとは - 2025年2月19日
- スーパーで15%還元になる三菱UFJカードに注目 - 2025年2月18日
- 沖縄だけNHK受信料が割安に設定されている理由 - 2025年2月18日
- リムジンバスETC高速料金は普通車より安かった? - 2025年2月18日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事

窓の防犯ストッパーは少し開けた状態で施錠可能

800円以下で買えるドーム型のダミー防犯カメラ

防犯センサーライトは手軽にできる侵入窃盗対策

ダミー防犯カメラが両面テープで貼れるほど軽い
オススメ記事

2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]

モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]

圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]

盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]

おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]