パラシュート部隊が空に舞う年始の降下訓練始め
陸上自衛隊の習志野駐屯地で毎年1月に開催されるのが「降下訓練始め」です。パラシュート部隊が空に舞う、自衛隊の年始イベントの代名詞といえるでしょう。最大の見どころは、やはりパラシュート部隊の降下訓練。そのほか、地上部隊がロープで降下して展開するなど迫力満点です。

パラシュート部隊が空に舞うイベント
年始のイベントの代名詞が第1空挺団の降下訓練始め。パラシュート部隊が空に舞う、非常に華やかなイベントです。
2015年の降下訓練始めは1月11日に開催。パラシュート部隊の隊員たちは2014年に導入された新型パラシュートで降下していました。
目玉である降下訓練は、航空自衛隊入間基地(埼玉県)第402飛行隊所属、及び航空自衛隊美保基地(鳥取県)第403飛行隊所属のC-1×4機が支援して行われる(訓練の前に海上自衛隊下総航空基地に飛来する)。
パラシュート部隊の誘導用周波数
ここでは陸上自衛隊が、ローVHF帯と呼ばれる周波数帯(30~60MHz)を多く使用。しかし、周波数幅が広い上、交信も短いので、上級者以外は、過去に実績のある周波数(40MHz)を中心に受信する方がよいでしょう。
しかし、これらの周波数はデジタル化が進んでいるようです。ただし、パラシュート部隊の降下訓練誘導用に使われる周波数はしっかり受信できます。
航空部隊は所属する駐屯地の、または近隣にある海上自衛隊下総航空基地(千葉県)の「下総TWR」「下総GCA」とコンタクトします。
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ラジオライフ編集部

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