航空祭で行われている「展示飛行」どんな意味?
航空自衛隊の基地を、年に一度だけ一般開放して、目の前を航空機が飛行するイベントが「航空祭」です。エアショーとも呼ばれるこのイベントのほか、航空自衛隊だけではなく、ヘリコプターなどの航空部隊がいる陸上自衛隊の駐屯地で開催される開設記念行事や、海上自衛隊の航空基地での基地祭も、広い意味での航空祭になります。

展示飛行は航空祭で注目のイベント
普段は閉ざされた基地の中に入れるという特別感はもちろん、航空祭は日曜日や祝日に開催されるため、平日は仕事や学校で基地周辺に航空機を見に行くことができない人には貴重な機会です。
そして、ブルーインパルスが飛ぶ航空祭の注目度は特に高く、航空ファンばかりではなく一般の観客も多く詰めかけます。それもそのはず、入場は基本無料だからです。
航空祭は、多種多様な航空機が飛ぶため、エアーバンドもにぎやかとなり、自衛隊らしい交信を堪能することができます。中でも、航空祭で目玉となるのがブルーインパルスを含めた「展示飛行」と呼ばれる航空機の飛来です。
展示飛行が可能かウェザーチェック
航空祭は、8~9時頃にオープニングフライトの編隊飛行などでスタートします。なお、航空祭での飛行は、観客に見せることを目的としているので展示飛行と呼ばれます。
実際には、展示飛行のオープニングフライトの前から航空機は飛行を開始。早いところでは6時台から、ウェザーチェックなどと呼ばれる任務のため、その基地に所在する航空機が離陸します。
ウェザーチェックの結果、展示飛行が可能であると確認できると、航空機が続々と離陸していきます。航空機が飛んで行く姿をより多く見たいのであれば早起きして開始前の時間には、基地周辺に着いておきましょう。

ラジオライフ編集部

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