白バイの現役4モデルでレア度の高い車種とは？

白バイは日々の練習で磨いた高度なテクニックで違反車を追いかける、まさに交通取り締まりの主役といえます。そんな白バイの現役モデルはおもに4車種。そのうち、最新モデルであるヤマハの白バイは滅多に遭遇できないレアキャラです。カウルに赤色灯が組み込まれたスズキの白バイもレア度の高いモデルになります。

白バイ主力モデルは乗り心地マイルド

現在の白バイの主力モデルである「CB1300P」は、ハンドルとヘッド部分のみが覆われたハーフカウルが特徴です。成熟した「VFR800P」の後継機として2009年に導入開始。ベース車がツアラーなので「VFR800P」よりもホイールベースが長く、車重も増加。マイルドな乗り心地になっています。

「GSF1200P」は2004年採用ながら影が薄いモデルです。ハーフカウルに組み込まれた赤色灯が特徴で、戦隊モノのバイクのようにも見えます。ただし、白バイとして完成の域に達していた「VFR800P」のライバルにはなれずに、白バイ隊員からも不評でした。

現役最古参の白バイ「VFR800P」は、フルカウルに猫目のヘッドライトが印象的な外観。片持ちスイングアーム「プロアーム」の採用と、V型4気筒エンジンの組み合わせはレーサーライクな乗り味です。軽量でコンパクトな車体は取り回しにも優れています。

白バイならではの交差点でUターンからの追尾も得意なため、反対車線にいても安心できません。ただし、その姿を見かける機会は少なくなりました。とはいえ、交通ルールを守って安全運転を心がけましょう。

ラジオライフ編集部：三才ブックス

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