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交通標識に対する不満のはけ口「標識BOX」とは

クルマを運転していると、特段理由もなさそうなのに幹線道路の最高速度が30km/h制限になっていたり、見にくい場所に駐車違反の標識が立っていたり…といったケースに出会うことがあります。「おかしいな?」と思ったとしても道路標識通りに走らないと交通違反になりますが、苦情を申し立てることで改善する仕組み自体は用意されているのです。


交通標識の規制の不満のはけ口「標識BOX」とは

標識規制は都道府県警に権限がある

日本の道路には、最高速度や右折禁止などさまままな規制があります。このうち、飲酒運転の禁止や交差点内の駐停車禁止といった制限は、道路交通法にはっきり書かれている規制のため、基本的に警察側で勝手に変えてしまうことはできません。ただし、都道府県条例による例外はあります。

一方で「道路標識を立てて駐車禁止にする」「中央線を黄色にすることで追い越し禁止にする」といった規制は各都道府県警の判断で行うことになっています。正確には、各都道府県公安委員会が規制箇所を指定する決まりですが、事実上は各都道府県警が決めているといってよいでしょう。

道路交通法では、こうした規制の目的として交通の安全と円滑をはかることを挙げています。とはいえ「道幅が広くなり歩道が整備されたのに制限速度がそのまま」「スクランブル交差点となったのに渋滞を防ぐための右折禁止が残っている」といった実状に合わない交通規制になっていることも少なくありません。

都道府県警の標識BOXで受け付け中

さらに、道路標識が見にくかったため見落としてしまい、交通違反として取り締まられるケースもあります。本当に道路標識が見えなかった場合、交通違反の取り締まりは無効になりますが、単に見にくいだけでは運転者の見落としとして違反になってしまうのです。

それでは、実状に合わない交通規制や、見にくい道路標識を発見した場合、どこに苦情を申し出ればよいのでしょう。実は、道路規制や標識に関しては各都道府県がWebサイト上に「標識BOX」というコーナーを設けており、そこで苦情や要望を受け付けています。

標識BOXへ苦情や要望を送る場合、その内容のほか氏名・住所・連絡先の入力が必要です。仕組み上、匿名や連絡先不明で送ることも可能な都道府県もありますが、警察側が苦情へどう対応したかを確認したいのであれば、実名と連絡先を明記したほうがよいでしょう。

標識BOXへ送った苦情や要望について、すべてが実態の改善につながるわけではありません。とはいえ、神奈川県警のWebサイトでは、標識BOXへ送られてきた要望をもとに改善された事例も紹介されているため、おかしい道路標識などを見つけた場合は、標識BOXを活用するのもひとつの手でしょう。

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。 ■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

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