覆面パトカーの速度計測方法は意外にアナログ?
覆面パトカーによるスピード違反の取り締まりは「追尾式」が基本です。白黒パトカーや白バイも含みますが、スピード違反の取り締まりの約半分は追尾式で検挙されています。そこで、覆面パトカーによる追尾式による取り締まりの手順を見ていきましょう。覆面パトカーの速度計測方法はデジタルのようで、じつはアナログな方式なのです。

覆面パトカーの速度計測方法に関係
追尾式でスピード違反を取り締まる覆面パトカーにとっては、後方から勢いよく飛ばしてくる違反車といかに効率的に巡り合うかが重要です。このため、覆面パトカーは違反車が来るのを息を殺して待つのが基本スタイルです。
基本パターンとして、第1通行帯と呼ばれる一番左の車線を、大型トラックの前に隠れるようにして80km/hくらいで走行。覆面パトカーは集団に紛れて、集団を抜け出そうとするクルマや、後方から追い付き抜いていく違反車を取り締まります。
ただし、違反車が追い越し車線を制限速度を超えて通過しても、すぐに車線変更しないのが覆面パトカー。第1通行帯のまま、タイミングを合わせて発進して、あっという間に追走します。クラウンの覆面パトカーは3,000ccもしくは3500ccとハイパワーです。
第1通行帯のまま違反車との距離を詰めていくのは、違反車が真後ろから追い上げてくる、自分より速いクルマに敏感だからです。これは覆面パトカーの速度計測方法と大いに関係します。
覆面パトカーの速度計測方法は追尾
違反車を追尾距離に捕らえたら、覆面パトカーは追い越し車線に入り、真後ろに付いて速度を合わせて計測を開始。覆面パトカーの速度計測方法は、前方を走る違反車と同じ速度で走行して、ストップメーターと呼ばれる取り締まり用の速度計を固定してスピード違反の証拠とする方法です。
追尾式のスピード取り締まりでは覆面パトカーの速度、違反車は130km/hや140km/hを出しています。毎秒35m以上も進むことになるため、200mの追尾だとしても6~7秒もあれば測定が終了します。このように、覆面パトカーによる追尾式取り締まりは周到に計算されたパターンがあるのでした。
なお、覆面パトカーの速度計測方法に使うストップメーターは、以前はアナログの針式でした。その当時は覆面パトカーの速度計測あお「右から見てみなさい」と、例えば法定速度60kmの一般道で時速90km出した違反者をギリギリ時速89kmにして青キップの速度違反で取り締まることもあったといいます。

ラジオライフ編集部

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