酔い覚ましの定番ドリンクとサプリの効果を検証

お酒を飲んで運転するのは絶対にNGですが、飲酒後のアルコールは、できるだけ早く分解して翌日に残したくないものです。というわけで、酔い覚ましの定番ドリンクとサプリの効果を検証してみました。はたして、酔い覚ましのドリンクやサプリを飲むことでアルコールが分解される時間は早くなるのでしょうか。

酔い覚ましの定番のウコンの力で測定

まずは、ドリンクやサプリなしの基準値の測定です。被験者は40代男性。食事から2時間後に度数5％の発泡酒350mLを飲酒して、アルコールを測定しました。

すると、飲酒運転の酒気帯び運転で違反点数25点の基準である0.25㎎/L以下となったのは約60分後、違反点数13点の基準である0.15㎎/L以下となったのは約100分後でした。

コンビニで買える酔い覚ましの定番が、ハウスウェルネスフーズの「ウコンの力」。その最強バージョンが超MAXです。価格は通常タイプの倍ですが、3種類のウコンエキスが配合され、他の成分も濃くなっているといいます。

ただ、結果は通常タイプと変わらない数値で、超MAXの効果は見られませんでした。むしろ120分後はドリンクを飲まない場合とほぼ同じ。用量120mLで、価格は480円です。

コンビニに並ぶ酔い覚ましといえば、ウコンの力とこのゼリア新薬の「ヘパリーゼ」が挙がるはず。こちらは錠剤タイプで、肝臓エキスとウコンエキスが配合されています。

測定を始めて最初こそ数値が高かったもの、時間が経つにつれて数値が低下。約60分後には0.15㎎/L以下となりました。タブレットが溶けて吸収されるまでに時間がかかったのかもしれません。用量は2粒で、価格は154円です。（文／pusai）

ラジオライフ編集部：三才ブックス

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