モバイルバッテリーのレンタルはどこがお得か?
クルマで移動中に充電できる郊外と違い、電車移動が多い都心部ではスマホの充電が大きな課題です。とくに、外出先で動画再生やゲームをするとあっというまにスマホの電池が減ってしまい、スマホが使えず困った経験がある人も多いでしょう。そうした際に便利なのが、コンビニに設置されたモバイルバッテリーのレンタルです。

モバイルバッテリーのレンタルを設置
スマホが大々的に普及する以前、コンビニ各店舗は携帯電話の充電サービスに力を入れていました。充電サービスは、鍵付きの充電ボックスに携帯電話を取り付けることで、10分100円など支払った料金分の充電ができるというものでした。
しかし、スマホが普及したことにより充電サービスでは力不足になっています。これは、バッテリー使用量や容量が増加したことで短時間では充電が不十分なことに加え、充電ボックスに入れている間はスマホを使うさまざまなサービスを利用できなくなるためです。
そこで現在、コンビニの店舗には充電サービスのボックスに代わり、モバイルバッテリーのレンタルサービスが設置されるようになりました。モバイルバッテリーのレンタルは「ChargeSPOT」「充レン」「mocha」の3社が全国展開中。いずれのサービスも貸し出し店舗以外でも返却が可能です。
モバイルバッテリーレンタルの仕組み
モバイルバッテリーのレンタルサービスで、一番対応店舗数が多いのはChargeSPOTで、コンビニではローソンにレンタルステーションが設置されることがもっとも多く、ファミリーマート・セブンイレブンも対応店舗が増加中です。
ChargeSPOTは専用アプリをスマホにインストールして利用する仕組みで、レンタルステーションなどでダウンロード用のQRコードを読み込みインストール。アプリインストール後に電話番号認証を行い、決済方法を登録することでChargeSPOTを利用可能となります。
ChargeSPOTの利用料金は、30分まで165円、48時間まで330円で、さらに24時間延長するたびに330円が追加。モバイルバッテリーのレンタル時間はChargeSPOTアプリから確認可能で、返却可能なステーションも検索できます。
モバイルバッテリーのレンタルを比較
一方、充レンはアプリ不要でレンタル可能となっており、コンビニではファミリーマートにレンタルステーションが多く設置されています。充レンの利用料金は貸し出し翌日の24時までが330円、以降1日ごとに330円追加される仕組みで、LINE登録後に利用すると貸し出し期間中に再充電して利用することも可能です。
また、mochaはレンタルステーションの設置数が少ないものの、15分までであれば無料な点が最大の特徴。ただし、15分以降は1時間110円で24時間で最大550円となっているため、長時間のレンタルには不向きです。なお、mochaもChargeSPOT同様に専用アプリをインストールして利用します。
3社のサービスを比較した場合、ChargeSPOTと充レンについてはローソンが近くにある場合はChargeSPOT、ファミリーマートであれば充レンといった使い分けをすればOK。対応店舗が近くにあり、2時間以内に確実に返却できるのであればmochaを利用するのがベストといえるでしょう。

ラジオライフ編集部

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