通話オーディオルーティングでiPhoneが盗聴器になる
誰もが持ち歩くスマホは、机の上に置いてあっても不審に思われにくく、情報収集に最適なツールとなります。アプリを入れれば、盗聴器・発信機・監視カメラに変身。スマホを最強のスパイツールになってしまう危険性を見ていきましょう。iPhoneが盗聴器になる危険性のある標準機能「通話オーディオルーティング」があるのです。

通話オーディオルーティングでiPhoneが盗聴器
iPhoneには、スマホが盗聴器になる危険性のある標準機能が搭載されています。それがiPhoneの「通話オーディオルーティング」という機能です。
iPhoneが盗聴器になる危険のある通話オーディオルーティングの設定は、iPhoneの「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」から「通話オーディオルーティング」を選択します。
ここで「自動で電話に出る」をオンにするのです。オンにすると自動で応答するまでの間隔を指定できるので「0.00秒」としておきます。通話オーディオルーティングで着信音が鳴らずにiPhoneが電話に応答するはずです。
通話オーディオルーティング
このiPhoneに電話をかけると、通話オーディオルーティングで自動応答してくれるというわけ。iPhoneが通話オーディオルーティングの機能で「周囲の音を拾える=盗聴器」として使えてしまうというわけです。
iPhoneの通話オーディオルーティングの機能は使い方によっては、赤ちゃんやペットの見守りなどに活用可能。Facetimeを利用すれば、映像も確認できます。
さらに通話オーディオルーティングの設定で「スピーカー」にセットしておけば、話し声をスピーカーから発することも可能。通話オーディオルーティングで赤ちゃんやペットに声がけすることも可能です。

ラジオライフ編集部

最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- DEAN & DELUCAの人気パンを20%オフで購入する - 2023年9月27日
- すかいらーくのプラチナパスポートは自己申告制 - 2023年9月27日
- ケーブルテレビもNHK受信料は必要になるのか? - 2023年9月26日
- アンテナが得意な周波数帯がわかる「SWR」とは - 2023年9月26日
- シニア割でスーパーやドラッグストアでも得をする - 2023年9月26日
この記事にコメントする
この記事をシェアする
あわせて読みたい記事

YouTube広告ブロックをiPhoneで体験する方法

90年代に390MHz帯の盗聴器が爆発的に売れた理由

iPhoneを貸してもアプリ切替えできない安心設定

スマホが盗聴器になって文字起こしもするアプリ
オススメ記事

盗撮犯罪は年々増加傾向にあります。警察庁によると、2021年の盗撮行為による検挙件数は5019件で過去最多を更新。盗撮犯罪は1930件だった2011年から10年間で2倍以上に増えたことになりま[…続きを読む]

テレビ番組の盗聴特集などを見て、自宅に盗聴器が仕掛けられていないか気になった人は多いでしょう。盗聴器の見つけ方は、そんなに難しいものではありません。そこで、盗聴器の見つけ方をいくつか紹介しまし[…続きを読む]

圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]

盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]

おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]